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「縁切り神社のふしぎなご縁」発売中
暑さでぼんやりしている内に、発売日が過ぎていました。
一迅社メゾン文庫より「縁切り神社のふしぎなご縁」発売中です。
最初の取っ掛かりは、大昔に別れさせ屋を題材にしたドラマが存在し、人と人を別れさせるのにも理由があるというのが面白いと思って頭の中に残っていたことでした。調べてみたら16年前のドラマをずっと覚えていたことに「Oh……」となりました。
でもそのまんまやってもそのドラマの二番煎じですし、ファンタジー版でそんなことできないかなと思っていたら、御朱印ブームのせいか、ときおり縁切り神社の話題を見かけるようになりました。
縁切り神社で縁を切ろうとすることで、なにかしらドラマが生まれないかなというのを下敷きに書きはじめました。
Twitterで行われている書き出し祭りという、4000字以内で治まる書き出しの面白さを競う会に参加し、そこで最初の話を書きはじめました。
当時相当スランプだったんですが、ゆっくりでも4000字書いたことでどうにか調子を取り戻し、他の原稿も書けるようになりました。
初期構想では琴子はもっと明るいキャラの予定でしたし、敷島ももっとお人よしのキャラの予定でしたが、なんか気付いたら変わりました。構想と結果となにも変わってないのは稲穂くらいです(そういえば、改稿提案の中で唯一駄目だし食らわなかったキャラも稲穂でした。このお狐様なんなんでしょう……)。
だいたいはWEB版に載せていた話を大幅改稿したものですが、書き下ろしとして後日談の「それからの話 これからの話」が収録されております。
縁切りにまつわるよもや話です。お盆も中盤戦ですが、その中で少しでもこの話に気を傾けていただけたら嬉しいです。
公式サイトでお試し読みもできますので、よろしかったらどうぞ。
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