神様のごちそう4

「神様のごちそう─雨乞いの神饌─」発売中


夏バテでぐったりしている間に、発売日が過ぎていました。
マイナビ出版ファン文庫より「神様のごちそう─雨乞いの神饌─」発売中です。

一巻:春
二巻(神在月の宴):秋
三巻(新年の祝い膳):冬

でしたので、四巻は夏しかないだろうという、ものすごく安直なネタ出しでした。

なんで順番ちゃうねんというと。
元々WEB小説の際には

一巻前半(神隠しされてドッタンバッタンしている話)
二巻(出雲全般)
一巻後半(帰還して町おこしするまでのドッタンバッタン)

という流れだったために、春から秋まで神域にいたという設定があるせいです。季節感がぐちゃぐちゃなうちに夏が終わっていたのでした。
書籍化の際に、「神在月は除きます。売れたら神在月やりましょう」という話の元でやったので、一巻は春、二巻は秋となったんですね(三巻が冬だったのは、二巻の続きというリクエストのせいでした)。

個人的に、今回はそれぞれの巻で出した課題の回答編という感じで書いたので、書けてほっとしています。
特に三巻では、とあるエピソードを編集部から「消しましょう」と言われたのをひたすら提案蹴り続けて残しました。その甲斐があったなと思っています。そのエピソードは今回のためにはどうしても必要でしたから。

一巻から四巻でも。
二巻から四巻でも。
三巻から四巻でも。
ちゃんと繋がるようになっています。

どうぞ読者さんが楽しんでくれますように。

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石田空
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