畑は新しいフェーズを迎えた
10月中旬、
週末土日で家族でさつまいもを掘り、
先週からちょこちょこと一人で里芋を掘っている。
私は今、2つの別々の貸農園に所属している。
それぞれ、私の中での畑の意味が違う場所で、
植えてるものも、違う。
さつまいもがよく出来た畑は里芋の育ちがあんまりで、(かぼちゃに飲み込まれたせい)
里芋がよく出来た畑は
さつまいもの肌も収量もあんまりである。(私がつくった畝の土の湿度が高かったのかもしれない)
いもの肌があんまりだと、
保存がきかないので、困る。
種芋にも難しくなる。
すぐ食べる分にはいいが、
次につなげるには、
さつまいもも里芋も、極力傷が無い方がいい。
そういう意味では、両方でそれぞれいい芋がとれたのはありがたい。
里芋を抜いたそばから跡地に
ブロッコリーとレタスとキャベツの苗を植えた。
ブロッコリーはキャベツと苗が瓜二つで、
実はどっちがどっちだかわからなくなってしまった。
仕方ない…。
育ってからのお楽しみである。
畝の土を乾かさないように、刈った草を敷き詰めた。まだ青いのでどれが苗で、どれが敷いた草か、わからない。
わかるのは、植えた私だけである。
数日すれば、はっきりとわかるだろう。
ショウガも初めて植えた。
高知県はショウガの産地である。
自分のが明らかに商品にならないサイズなのは、もう掘らなくてもわかる。
商用のはもっと背が高い。
それでも初めての作物はどんなサイズでも、驚きと喜びと学びに満ちている。
今日は友達を畑に招いて、しゃべりながら土を掘った。
幼稚園の砂場を彷彿とさせる。
大人にも砂場があればいいと思う。
80近い農園の会長さんはよく「大人の砂遊びじゃ。楽しんで」と言ってくださる。
色んなスタンスの高齢の先輩がいる中で、一番しっくりくる言葉だ。
ひとり畑と格闘するフェーズから、
畑で友達と遊ぶフェーズに行きたい。
(フェーズって流行りの言葉だだから使ってみたけど、使い方あってるかな?)
最終的には、友達のお子さんとも畑で遊びたい。
「初めて」を提供したり、シェアしたいな。
どんな世代の人も気楽につどえる「砂場」みたいな
畑が、
いいな。
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