里芋とサツマイモの越冬が成功して、里芋のタネ芋を自家製にした。大事にしまいすぎて冬場ほとんど食べなかったという本末転倒ぶり。保管と消費のバランスが今後の課題。とりあえず越冬方法を会得したので来季は余裕ができるだろう。里芋は米以前の縄文時代の主食だったとかなんとか。生命力強い。
この品種なら肥料をやればもっと玉はどデカくなるだろう。それでもここには肥えた土の証であるホトケノザやナズナが濛濛と生えていたので、「きっと育つ」と思って定植からは無施肥。マルチ穴から生えた草も引かなかった。草を引かずば肥料を取られるらしいが、この子たちは自力で大きくなった。充分。
寒風吹きすさぶ高知平野の露地栽培は一部を除き農閑期にはいる。私も今回は作付けを最小限にして来るべき春のために土をひたすら掘っている。ゴロ石小石を取り除き有機石灰、米ぬか、微生物資材をまく。それから枯れ草で土にお布団かけてあげる。乾燥を防いで微生物である菌ちゃんを増やす。土を作る。
里芋の葉が虫に喰われてボロボロになってきて一瞬あせったけど、それは子芋が成長して葉の寿命が尽きてきたということ。寿命が尽きてくると植物が出してきた抗酸化物質、虫や病気への抵抗力は失われて、静かに喰われ、枯れていく。あんなに無敵だったイネ科の雑草ですら。喰われ、枯れて土に還る。
2つの黒大豆を育てている。右が4年目に種を継いだいわゆる黒豆。固定種。去年は種の分しか収量がなかった。いわば生き残りの種。かなり元気なので過繁茂(つるぼけ)を心配したがちゃんと紫の花が。左は北海道の原種、黒千石大豆。株も豆も小豆のような大きさみたい。初めての栽培。白い花がついた。
四国の梅雨入り前に畑のにんにく、じゃがいもと玉ねぎの収穫完了。少し成長したにんじんをひいて、カレーに。肉類とカレールーは買いましたけど、自給率高めカレー。にんにくと玉ねぎの年間自給は3年目。梅雨入り前に収穫が終わったのは初めて。今年も収穫に感謝。
埼玉の父から苗をもらった四季なりイチゴの土は自分で作った堆肥と米ぬかと微生物発酵液だけだったので、冬に一回枯れたかなあと思ったら見事に旬の5月に大きな実をつけた、と思ったら梅雨のような雨に取り遅れて、ひとパック分腐ったりカビたり虫にやられて食べられず無念。まだ成るからドンマイ。涙
夏野菜の定植第一弾がほぼ終了。苦手科目のウリ科は、ウリハムシ対策のアンドン用の肥料袋を年末に整頓してストックしていたおかげで、わりと必要な資材の算数もスムーズに済み、手順も自分なりに効率化できたと思う。成長したいと教えを求めれば下手なりにも成長する。さて今夏の収穫はいかに。
春菊の花。もともと菊は秋の花だから、春に咲くから春菊なんだよ。もちろんキク科で春に咲く花は無数にあれど(たんぽぽとか)花も葉も、いわゆる菊花に似ているから、春菊なんだね。春菊をバクバク食べる家ではないけど、花が楽しみで秋に沢山春菊の種をまいたのだった。
父の畑。私もこのくらいの感じの畑がいい。農村部の高齢の方が「草が、草が」と騒ぐのは一体それは何のためなんだろう、と思ってしまうのは、畑に草が草がと大問題のように言う父を見たことがないからだった。特に何かの農法を志してるわけでない父の畑くらい力を抜いてやりたい。
大体、花は辛いものなのだけどブロッコリーやケールの花は割と甘めだった。新発見。花咲いたら花を食べてもいいんだね。ブロッコリーは海外では生で食べるらしいけど、確かに畑で味見をしてると「別に茹でなくてもよくない?」と納得する。秋植えブロッコリーは虫もつかないし食べ放題。オススメ。
採り遅れた絹さや。小さい方が私の畑。大きい方が畑の先輩から頂いたもの。私の採り遅れは小さいまま豆が膨らんでさやは普通に食べられる。先輩のは豆は小さいまま、平たいさやが大きくなりスジも増えて硬くなって少なくとも生では食べにくい。絹さやの品種の違い?茹でたら大きいのも美味しかった!
3/17。2月中旬に植えたじゃがいもの発芽を確認。がんばれよー。
発芽試験。数年前に買った古い種をまいてみた。ミニトマトの種は寿命が長いようで5、6年はいけるみたいなので、この種で出来れば苗を作りたいと思ってる。夏日が増えてくる予感。