ここが私のふるさと
いまはもう実家も移動して帰る家はありませんが、
私の生まれた町に今も住んでいる友達が、
私の住んでいた場所の氏神様に行って
お参りして動画を撮ってくれました。
少し切り取って、画像を
こちらに残しておきます。
小さな、地域の人たちのための神社です。
偶然ですが、
一番美しい季節に、行ってくれました。
隣にある幼稚園に通っていた幼児の私は、
園庭に降り積もるこのイチョウの落ち葉の海に感動して
美しいものを降らせる大きな木を見上げて
言葉にはならなくとも
「自然への畏敬」という感覚を得た気がします。
小さな身体で一人で歩いて行ける距離にあった氏神様、
今はエネルギーを沢山つかわないと行けません。
幼かった私の記憶は美化されたものではなくて、
やはり本当に美しいものだったと、
思います。
淋しい思い出も多いふるさとですが、
生まれた町に美しい場所があるということが
そこをつないでくれる友達がいてくれることが
ありがたいと心から思います。