愛される覚悟
アダルトチルドレンは不安定です。
私自身も高校生ぐらいまで持っていた感情なんですけど、
『幸せを受け取れない』
『愛情を受け取れない』
自分で自分に向けられている愛情を拒絶し
壊してしまう人たち。。
私自身は子どもたちのママになったことで
子どもたちにとても愛されて
その心地よさに寄りかかることができたというか。。子どもたちからの愛情を受け取ることで
自分が子ども時代からくすぶっていた愛情不足と傷つきを癒して来れたんですけど
これは稀なケース。。
ほとんどのアダルトチルドレンは世代間で負の連鎖をしてるので子どもの愛情すら受け取ることができずに
『与えようとしている』んです。
愛される覚悟というのは
『自分は愛されるべき存在』だと
自分が知っていることが重要で、
アダルトチルドレンは大体
育ちの段階で自分の無価値感や劣等感、
寂しさや傷つきを抱えているので
自分のことを自分が1番信頼できないんです。
こんな自分。いつか嫌われる。
こんな自分。いつか孤独になる。
でも1人は嫌だ。嫌われるのは嫌だ。と
人の顔色には敏感。。
なので『与える』んです。
与えたことへの見返りが愛の循環となっている状態なので
思い通りに与えられないと不安になりますし
相手が思った通りに反応しないと不満が募ります。。。
私のまわりのアダルトチルドレンは
与える人が多いんです。。
与えて、摂取する人。。
与えているというのは上下関係の上に位置してますから。。
与えるというのは与えられた側の反応がセットで、思った反応でなければがっかりしたり。。
酷いと怒りを感じたりする人もいますしね。。
与えることというのは余裕がないとできないことなのでそれはそれで素晴らしいことだと思います。
しかし、『愛情の循環』という点で見ると
ぜひ受け取って欲しい。と思ってます。
心理的なお話をすると
人というのは1番甘えていて
1番大好きな人に
1番厳しく、1番粗末にしてしまうらしいです。
それが依存という形なんですけど。。
愛されるというのは
『自分には愛される価値がある』と心で思えることがすごく大事なんです。
アダルトチルドレンの親は子どもに与えることに一生懸命で、子どもからの愛情が見えてません
自分の与える側のことしか頭にないので
うまく受け取らない。思い通りにならないことに
怒りすらぶつけたり
無視して困らせたり
子どもが大人の顔色を伺ってしまう行動をしてしまうのは。。
自分自身が不安だからだと思います。
まずは自分。
自分でちゃんと自分を受け止めて
自分で自分の機嫌を取る。。
その上で子どもたちから与えられてるものを落ち着いて感じてみてください。
子どもたちじゃなくてもいい。
家族や恋人、友達。。
自分の周りの人間関係の中で
自分が与えている数より与えられていることに焦点を当てて
受け取ってみて欲しいのです。
結構傷の深い人は
ある程度の他人のは受け取りやすい人もいます。
第三者。。自分の仮面が分厚い人、
外面のいい人などは距離のある他人のことは受け取れますが
『近しい人間関係』になると
失った時の大きさがストッパーになるのか。。
家族や身内の愛情はくだらないと言わんばかりに跳ね返したりします。
まぁこれはモラハラってものだと思うんですけど。
自分の心が温かくなるためには
人に尽くす、人に与えるというのも
間違えではないんですけど
満たしていくという感覚。
安心感という感覚。
安全という感覚。
本来なら子どもの頃に必要だったのは
『受け取る』ということとても大切だと思います。
与えるというのは自分のペースなので
ある程度自分のコントロールの中でしてると思うんです。
だからアダルトチルドレンは愛欲しさに
与えるんだと思うんですけど。。
ぜひ。自分を信じて。
相手を信じて。
受け取ってみて欲しいのです。
受け取る資格があるのだろうか。
受け取って嫌われるかもしれない。
幼い頃の親がしてしまった曖昧な態度や
自身への攻撃は、
自分を不安にさせるし、
価値のない自分というのは
目の前の人を失ってしまうかもしれないような妄想を生み、苦しむかもしれませんが。。
それは全て幼い時に刷り込まれた思い込みです。
あなたはたくさんの人に愛されていい。
あなたは愛情をそのまま受け取っていいんです。
アダルトチルドレンの人たちには
その壁を越えるのには覚悟が必要かもしれないのですが、
受け取って欲しいんです。
目の前の人は親ではありませんから。
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