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今どきのパチンコとスロット

私は高校生からパチファンなのですが、今どきの業界についてのお話です。

「業界について」と言いましてもメーカー社員ではありません。仕事上、上流の一部で関わりはありますが…。いちファンとしての感想です。

約30年前は、40球交換(100円25球で貸し出し40球で100円に交換)、7枚交換(100円5枚で貸し出し7枚で100円に交換)が主流でした。このレートにより交換ギャップが生まれ、サンド(パチンコ台間に設置されているお金を入れる装置)に入金があればそれだけで店舗に利益が生まれるため、釘や設定を入れる(お客さん側が勝てる確率を上がる)事ができ、楽しく遊んだ結果の運で景品がもらえるような状態でした。

その頃はパチンコパチスロ機自体も安く、20万円前後だったのではないかと思います。機械代が安ければパチ屋は機械代の回収が安易になり、長い尺度で経営できていたはずです。

そして今は…。色んな遍歴を辿って今があるとはいえ、パチ屋はのるかそるかの鉄火場となっております。交換率は10%手数料(100円25球貸しであれば27.5球交換)が主流となり、関東圏は等価交換のお店も多いです。そして機械代は高騰を続け60万円前後。且つマシーンは超ギャンブル機になり、もう遊技なんてもんではありません(最高状態になれば1時間で4万発、等価交換で16万円はお遊びではありませんね 草)。

機械代60万円+1時間4万発+等価交換=回らない(デジタルスタート穴に球が入らない)、and設定1(スロットの最低設定ですが今はその下の設定Lもある)となります。どんだけ回らないかというと、機種にもよりますが1,000円250球借りて7回転くらいでしょうかね。その1,000円7回転で毎回1/319や1/349の初当たりを目指すのです。

今最高に出球速度が早い台は、1/119の初当たりを引き当てて、且つ約50%の振分け抽選、さらにまた約50%の振分け抽選、その上もう1回約50%の振分け抽選を通して、初めてバンバン出る状態になる機種もあります。もちろんそこまでやっても、その状態がずっと続く保証はありません。

今パチ屋にいるのは、真のギャン中かお暇なお年寄り(1パチ主流)です。若人や昔狂ったように通っていた中間年齢層はあまりいません。新札投資も加わり、その限りあるお客からいかに絞るかが、生き残るすべなのかもしれません。ちなみに私は1パチ羽根モノ専門です ww。

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