勝負に優しさはいらないんだなぁ🎾
私は適応障害になり、
喘息、月経困難症と不定愁訴と共に
日々過ごしています。
---前置き長め-----
適応障害になり、
気づいたことがある。
それは、子育てと仕事を両立しなきゃと
結婚して以来、
自分の好きなことを一切やめて
趣味という趣味もなくなったこと。
休職して
一日中何もすることがなくなった時、
それに気づいた。
運動しようにも
体が動かなかった。
ふと浮かぶのは、
高校のテニス部で
引退試合で悔しい負け方をしたこと。
それが心残りで。。。
何かやるなら、テニスをもう一度したい!
そう思ってました。
そろそろ、運動を開始してもいいかな?
と思ったのは、
適応障害になって1年後。
日常生活が送れるようになって、
仕事も少しずつ慣れてきて、
少し運動したい、という気持ちが
湧き上がってきた。
それで始めたテニスレッスン。
始めてから、約9ヶ月。
コーチは、今までやってきたものを
生かしていこう!
というタイプで、
メンタルケアもしてくださる。
テニスのレッスンを始めて、
試合形式で勝てることも。
ふと、思った。
あれ?私、チャンスボールを
決めきれない。
ふわっとしたボールでも、
練習ではちゃんと入るのに
試合形式だと入らなくなる。
なんでだろう?
と思うと、
多分、練習だとネット越しに人がいない。
(コーチはいるけど避けてくれるし、
当たらないように打てるし、
オープンスペースも広い)
一方で、試合形式だと、前衛の人がいて、
球出しより整ってない球がくるから、
何だか人に当てそう。
しかも、いつも楽しく練習してる仲間。
(コースを狙う技術もそんなにないし)
すると、
あ!オープンスペースがどこにあるか
見れていない私と、
見れてても人を避けようとする自分がいる。
なぜ??
それで、高校の頃を思い出した。
もっとバチーンとボールをぶっ叩いていい
とコーチに言われた時、
何か違和感があった。
ぶっ叩く、そんな乱暴な。。。
私にはそんな野蛮なことできない!
と。
確かに、強い選手を見ると
ぶっ叩いてるし、
私も自然にぶっ叩いてるのだろうが。
どうしても相手前衛に向けて
チャンスボールをぶつけにいく
など、チャンスボールが叩けなかった。
というか、何か、躊躇していた。
で、、、
今のテニスに戻ると、
チャンスボールを叩けない。
=決めきれない
これって、当然ながら、
試合に不利っていうか、
相手にとってはピンチがチャンスに
なっている。
(今更…)
そして、普段、
周りから言われるのは、
優しすぎるということ。
でも、優しさはチャンスボールには
必要ない…そう悟った。
(今更…)
そう思って、
この間の練習では、
チャンスボールは決め切ろうと思った。
チャンスボールを決めなきゃ、
ペアに失礼だし。
そう思って決めたスマッシュ。
気持ち良すぎた。
ペアとバンザイして喜んだ。
そして、相手は意外にも避けてくれるし、
上手くかわしてもくれる。
なんだ、打ち込んでも大丈夫じゃん、
と安堵感。
心配してたのは私だけだった🫣
だから、これからの練習は
勝つための練習、
決め切れる練習にしよう!
そう誓った。
何のために練習してるのか?
もちろん、上手くなりたいからだけど、
上手くなるってスポーツの世界では
チャンスをものにできる、
勝っていける、そんなとこかも。
失敗ばかり、ミスばかり、
負けてばかりだとつまんないし、
何か美味しいところがないと…
そう今更気づいた私は、
学生の頃の私に伝えたい。
あなた、優しすぎる性格だから、
その点、らしいプレーだったんだよ
間違ってないよ、って。
大人になったあなたは、
そのことにちゃんと気づいて、
今、チャンスボール決め切ってるよ!
楽しんでテニスしてるよ!って。
そしたら、悔しい思い出も、
何だか上書きされて、
浄化された気がする。
今年は一回でも外部の試合に出たい。
試合の緊張感、
お腹が痛くなるんだけど、
また味わいたい。