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「嘘をつくこと」と「言わなくていいこと」の違い
「嘘はついたらダメだよ」
よく言ってたなぁ…
子どもはついつい嘘をつきがち。
自分を守るために。
ある意味、知恵がついてきた証拠ではある。
私は、ジーッと目を見るの。
そうすると、大抵目が泳ぐからすぐにバレちゃうんだけどね…笑
小さい頃は「お顔に書いてあるよー!」って言うと、「え!なんでー?書いてないよ!」なんて、自分の顔を鏡で見て確認してました(*^^*)
まるでママは魔法使いなの?みたいな反応が面白かったり…笑
あとは子どもにありがちなのが「チクり」。
これもまた自分を守るための行動。
嘘って何?
嘘って結局、何も生まれないのです。
自分を守るためについた嘘も、結局は自分の首を締めることになる。
嘘をつくことで、人を傷つけ、結局自分も苦しむことになるんですよね。
苦しい結果しか生まれない。
例え自分が悪いことをしてしまっても、素直に話してくれた時は褒めるようにしています。
言わなくていいことって何?
最初に書いた「チクり」もそのひとつ。
それを言ったことで、言った本人はその一瞬は優越感に浸れるかもしれない。
だけどね、知らないなら知らないで幸せでいられることもあるのです。
言わなくていいことは嘘とは違う
「嘘」は自分を苦しめ、人を傷つけること。
「言わなくていいこと」は人を守るためのこと。
わざわざ人を傷つけるようなことは言う必要はないと思っています。
「〇〇がこう言ってたよ」
とかね。
ちょっと影で誰かが悪口を言っていたようなことをわざわざ本人に言いたがる人もいる。
それって、必要かな?って思うのです。
その秘密を握った優越感を感じたいだけのような…
噂話とかもそう。
大抵いい話ではない。
むしろ、小さなことがおおごとになって広がっていく。
なんかね…
そういうのはほんとに好きではないのです。
だから、子ども達にはこのふたつの違いをよく話しています。
違いを区別するのがなかなか難しいかもしれないけど、ひとつひとつの会話の中で、「人を傷つける内容」なのか「誰かを守るれる内容」なのか伝えるようにしています。
我が家は3姉妹なのですが、下の2人は2歳差。
歳が近いとライバル意識もあって、チクり合いになりやすいんですよね。
内容を聞いて、それがどちらかを傷つける内容であれば話し合いをします。
必ず両者の話しを聞くようにしています。
どちらかが悪ければ叱るし、どっちもどっちだなーと思えば、2人で話し合いをさせてお互いで解決するようにしています。
ただの憂さ晴らしのようなチクりの時は無視!笑
話しても無駄だ…って体感してもらうために。
言わなくていいことを理解するまではストレスが溜まる
言いたい衝動を抑えないといけないから。
だけど、時間をかけて根気よく付き合っていくことで、今ではほとんど無駄なケンカも減りました。
小学生は特に、学校に行くとチクりのオンパレードなので、それはそれで大変そうだけど、そこには流されず強い子になってくれー!と思って見守っています。
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