見出し画像

タワーマンションでの水害・液状化による断水・停電対策

安心して暮らすために!タワーマンションの防災の心得

先ほど現代ビジネスで

2019年10月に発生した台風19号によるタワマンでの惨状が書かれていた。

https://gendai.media/articles/-/146826

鹿児島でも昨年8月末台風10号の影響で断水、停電が広域発生し生活に不便に感じたので 

おおはまはんなりにまとめてみました。 


✍️ この記事から得られること

タワーマンションにおける水害・液状化現象のリスク
断水・停電が発生した場合の影響と対応策
過去の事例をもとに学ぶ防災の重要性
高層住宅で安全に暮らすための事前準備


🎯 この記事を書いた理由

本記事は、50~70代のタワーマンションに住む方や、高層住宅への住み替えを検討している方を対象にしています。

都市部のタワーマンションは人気がありますが、近年の気候変動による水害の増加や液状化現象のリスクにより、断水・停電が発生した際の対策が重要視されています。

そこで、本記事では 「タワマンで水害や液状化が起きたらどうなるのか?」 を過去の事例とともに解説し、住民が取るべき具体的な対策を分かりやすく紹介します。


1. タワーマンションにおける水害・液状化のリスクとは?

近年、集中豪雨や地震による水害・液状化現象が全国各地で発生しています。タワーマンションは災害に強いと思われがちですが、実際には以下のようなリスクがあります。

【水害のリスク】

🏙 地下設備の浸水による停電・断水
→ タワマンの電気・給水設備は地下にあることが多く、浸水すると機能停止する。

🏙 エレベーターの停止
→ 高層階の住民は移動手段が絶たれ、生活に支障が出る。

🏙 下水の逆流による悪臭や健康被害
→ 地下のポンプが停止すると、トイレが使えなくなる可能性がある。

【液状化現象のリスク】

🏙 建物の傾きや地盤沈下
→ 地盤が弱い地域では、タワマン全体が傾く可能性もある。

🏙 ライフラインの寸断(電気・水道・ガス)
→ 地盤沈下によって配管が破損し、復旧に時間がかかる。

🏙 物流の停滞(食料・医薬品の供給不足)
→ 周囲の道路が液状化すると、緊急車両や物資の搬入が困難に。


2. 過去の事例—タワマンでの水害・液状化による被害


🔹 2019年「台風19号」

  • 東京・武蔵小杉のタワーマンションでは、地下の電気設備が浸水し停電・断水が発生

  • エレベーターも停止し、高層階の住民は階段での移動を強いられた。

  • 下水が逆流し、トイレが使えず衛生環境が悪化

🔹 2011年「東日本大震災」

  • 千葉県浦安市のタワーマンション群では、液状化によって水道・ガスが使えなくなった

  • 地盤沈下により、道路が寸断され物資の供給がストップ

  • 住民は避難生活を余儀なくされ、復旧まで数ヶ月を要した

これらの事例からも分かるように、水害や液状化が発生すると、ライフラインが止まり長期間不便な生活を強いられることが分かります。


3. 断水・停電が発生した場合の影響と対策

【断水が起きた場合の影響】

💧 飲料水や生活用水の不足 → 食事やトイレが困難に
💧 給湯設備の停止 → お風呂やシャワーが使えなくなる
💧 トイレの使用不可 → 水洗トイレが機能せず、悪臭や感染症リスクが高まる

【対策】
飲料水・生活用水の備蓄(1人1日3L × 7日分)
簡易トイレ・ポータブルトイレの準備
ウェットティッシュや消毒用品を常備

【停電が起きた場合の影響】

エレベーターが停止 → 高層階の住民は階段で移動
冷蔵庫・冷凍庫が使えない → 食料が腐るリスク
通信手段の遮断 → インターネットや携帯電話の充電切れ

【対策】
モバイルバッテリー・手回し充電器を準備
ランタン・懐中電灯を確保(電池も備蓄)
非常用の食料(缶詰・レトルト食品など)をストック


4. タワーマンションで安全に暮らすための事前準備

🏠 防災マニュアルの確認

  • 住んでいるマンションの非常用発電設備や貯水タンクの有無を確認する。

  • 管理組合と防災計画を共有し、緊急時の避難ルートを確認する。

🛒 備蓄品リスト(最低7日分)

  • 飲料水・生活用水(1人あたり1日3L × 7日分)

  • 非常食(缶詰・アルファ米・レトルト食品)

  • ポータブルトイレ・防臭袋

  • モバイルバッテリー・ランタン

  • 医薬品(持病の薬・常備薬)

🚗 防災用の移動手段を確保

  • 自転車の準備(エレベーターが止まると、車の出入りも困難になるため)

  • 緊急時に避難できる親戚・知人の家を決めておく


5. まとめ

📌 タワーマンションでも水害・液状化による断水・停電のリスクがある
📌 過去の事例から、エレベーター停止や下水逆流の被害が発生
📌 ライフラインが途絶えた場合に備え、最低7日分の備蓄が必要
📌 防災マニュアルを確認し、管理組合と連携を取ることが重要

タワーマンションは便利な住環境ですが、災害時の備えが不十分だと生活が一変するリスクがあります。

今からできる防災対策をしっかりと実施し、万が一の災害時にも安心して生活できる準備を整えましょう!

タワマン理事長 - ある電通マンの記録


いいなと思ったら応援しよう!