【つぶやき】ある一文との感動の出会い!~これは偶然か必然か!

 「本当にすごい書き手は、”読み手の呼吸”のことまで意識しているんじゃないかと。」
 これは、「文芸オタクの私が教える バズる文章教室」(三宅香帆 著)の中で「段落」について書かれている一文です。

 私が歌い手として演奏をしていた時に常に意識し、肝に銘じてきたこと、それは「聞いている人が、自分の呼吸と同期してくれたら大成功!」ということでした。この言葉は、恩師から教わった言葉だけど、何度か自分でも実感することができた言葉でした。歌い手は、多くの場合、客席の方を見ているので、観客の反応は敏感にわかるのです。。
 「ちょっと飽きてるなぁ~~」とか「おっ!みんな息をつめて聞いてくれている」とか「眠そうだなぁ~~」とか・・・

 なので、三宅さんのこの一文に出会った時は、本当に衝撃でした!

 文章の世界でもまったく同じなんだ~!

 私は、中学生くらいの時に、少し本を読んだ記憶はあるのだけど、その後は、ほとんど「読書をした」記憶が無いのです・・・特に本が嫌いなわけではないけど、文字(活字)を読むのがかったるい感じ、だったような気がします。かと言って、「マンガなら良いか」と言うと、マンガも得意ではなく・・・ほとんど読まなかった・・・もっと言うと、国語が大っ嫌いでした。。。

 ところが、昨年、娘の癌が進行して、いろいろな感情・思いを抱える様になってから、本を読み漁るようになりました。癌サバイバーの方が書いた本、医学書、ブログ、心の本、娘のお勧め本等々・・・
 そんな中で、このnoteと出会い(娘がnoteをやっていた)、noteの中で岸田奈美さんという作家さんに出会い、岸田奈美さんの対談から三宅香帆さんに出会い、そしてこの一文と出会ったのです!

 文章を書くのは、まだまだ苦手だけど・・・
 この一文との出会いは、偶然ではなく・・・まさしく必然の出会いだったのだと思っています!!

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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