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有名映画で使用されたクラシック音楽

クラシック音楽は、さまざまな映画に使用されてきました。
数百年前に生まれた曲が、現代映画に使用されることが面白いなと私は感じます。
私が実際にが観た映画の中から、いくつか紹介します。


映画「ハンニバル」「ヘルタースケルター」「ミニオンズ フィーバー」

使用されたクラシック曲:ヨハン・シュトラウス作曲「美しき青きドナウ」

「美しき青きドナウ」は、ウィンナーワルツの代表作といえる気品あふれる名曲です。

「ハンニバル」の中では、富豪の住む豪邸シーンで、BGMとして静かに流れています。
優雅なワルツが豪邸の雰囲気とマッチしています。
しかし、復讐をたくらむ富豪の狂気と、優雅な音楽が対照的で、不気味な雰囲気を感じさせます。

「ハンニバル」はかなり残酷なシーンが含まれる映画で、特にクライマックスの直前シーン、画面を直視できませんでした・・


蜷川実花監督の「ヘルタースケルター」の中では、クライマックスの見せ場で使用されています。沢尻エリカ演じるトップモデルが、精神的に不安定になって、衝動的な行動に出るシーンで曲が流れます。
映画も良い作品で、おすすめです。
沢尻エリカ自身も、この作品のヒロインに負けないくらい波瀾万丈な方ですね。

「ミニオンズ フィーバー」では、飛行機のシーンで使用されました。ミニオンズシリーズの映画は、大人も子どもも楽しく観れます。


映画「オーシャンズ11」

使用されたクラシック曲:ドビュッシー作曲「月の光」

ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが出演した人気映画です。

オーシャンズシリーズは、オーシャンズ11・12・13、そして女性版の8も観ましたが、私はオーシャンズ11が一番好きです。
展開が早く観ていてハラハラさせられる、男女問わず楽しめるエンタメ作品です。

ピアノ曲「月の光」は、フランスの作曲家であるドビュッシーの代表作です。ロマンチックな夜にぴったりの上品な曲が、映画のクライマックス、噴水のシーンで使用されています。


映画「クレーマークレーマー」

使用されたクラシック曲:ヴィヴァルディ作曲 マンドリン協奏曲

映画の冒頭シーンで、歯切れよく弦楽器の音楽が流れます。
マンドリンとは、ギターが丸みを帯びたような形で軽やかな音色が特徴の楽器です。
「クレイマークレイマー」は離婚する夫婦が、裁判で1人息子の親権を争うストーリーです。
アメリカでは裁判所で対決する人同士を「○○VS○○」と表記するそうで、夫婦間の戦い、つまり「クレイマーVSクレイマー」なのでこの映画タイトルなのだとか。
メリル・ストリープとダスティン・ホフマンが、クレーマー夫婦を演じました。

この映画を観て、アメリカって本当に急に仕事クビにされるんだなぁと思ったり、妻が仕事を諦めて家庭に入ったのに満たされない妻の気持ちに共感したり、家を出けれど息子と暮らしたい気持ちも理解できたり、色々と感じました。
裁判の末、どちらに親権が渡るか決着がつくのですが、とてもいい映画なのでぜひ観ていただきたいです。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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