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リクルートの開示資料からわかる 開示資料の未来

最初に告知

長期投資の勉強会を開催してます

月1ペースで今回は7回目 早いなぁ・・・
企業をしっかり分析して、発表してもらい、参加者全員で共有する
開示資料をただ見るだけでなく、自分なりに解釈して他の参加者に説明するものです。
毎回、新たな気付きがあり面白い。

閑話休題

〇上場企業が開示する資料は主に4つ

”難易度”は基準が曖昧だが、図表などが限定的で専門用語が多いので相対的な難易度ということでご容赦ください。

で、多くの投資家は難易度が低い決算説明会資料に目を通して満足してしまうのではないか。

企業も決算説明会資料の改善に注力しており、わかりやすい資料も増えている。

〇最近の動き

最近気になっているのは、上記の一覧で”難しい”としている

有価証券報告書

初めての取材時には必ず有価証券報告書に目を通すようにしている。
特に上場後間もない企業の有価証券報告書を見ると、説明会資料に書かれていないビジネスモデルの話や、定量情報なども記述されていて充実している。有価証券報告書の重要度が高まっている印象である。
”文字ばかりでわかりにくい”
とあきらめずにぜひ有価証券報告書に目を通してほしい

〇今後どうなるのか

開示資料がどうなっていくのか

有価証券報告書の内容の改善
に注目している

有価証券報告書の内容の改善

今後、有価証券報告書がより分かりやすく充実したものになる
具体例はリクルート
リクルートは2019年で統合報告書作成をやめてしまった。

その代わりに現在は2つのレポートを作成している。
ESGデータブック
・Recruit Group Profile: Inside Out 2021
ESGにフォーカスしたレポートである。
この内容についてはまた別の機会に触れるとして、今回注目したのは有価証券報告書

有価証券報告書がすごい!

・カラー
・写真
・図表

とこれまでの有価証券報告書にはなかった、わかりやすさを意識した内容で、デザインや写真、図表を豊富に活用している。

一度ぜひ見ていただきたい

・カラーの表紙
カラーの表紙(”リクルートブルー”だそうな)は、よく有価証券報告書をみる者としては、”おっ”っと驚く
ほとんどの企業の有価証券報告書の表紙は白黒、文字のみ。
カラーの表紙はあまり記憶にない

・写真、デザインの工夫
有価証券報告書に写真が掲載されている例もあまりないのではないか
例えば、役員の状況

もちろん、よくある略歴、所有株数などの情報も掲載されている

執行役員一覧として再度写真が登場

必要な情報を網羅することを目的とすれば文字だけで十分だが、より多くの方にわかりやすく読んでもらうための工夫がある。

他にも多数ある。
ぜひ一度目を通していただきたい資料


そんな資料の読みこなしに慣れるために
勉強会を開催

8月7日(日)13時から
オンライン開催です!
ご参加お待ちしております。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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