麗日お茶子推しによる、麗日お茶子って作中でもなかなか悲惨な経験してるよねって話
いつものごとくタイトルで言いたいこと言い切っちゃってますが、備忘録として残しておきます。
ナンバーワンヒーローの個性を継いで、その因果に巻き込まれたデクさん、ナンバーワンヒーローを終わらせてしまった(と思っている)かっちゃん、おうちが地獄の轟くんは読者も「大変な経験をしている」という共通認識がありますが、お茶子ちゃんに対してそういう眼差しを持っている人ってどれくらいいるんだろうと常々気になっています。
メインキャラだからなのか、結構ハード体験させるんだなって思ったきっかけは、サー・ナイトアイの死。
死にかけのナイトアイを地上まで運ぶのは、無重力(ゼログラビティ)という個性を持ち、自分より大きなものも運べるお茶子ちゃん。
自らのミッションはこなしたものの、ナイトアイは搬送先の病院で亡くなってしまいました。
てのひらから生命がこぼれ落ちる経験をしたお茶子ちゃん。この、死穢八斎會編で主人公でもそのライバルキャラでもなく、ヒロインが生命の喪失に向き合うんだ!?とめちゃくちゃびっくりしました。
それで終わりではなく、トガちゃんとの関係でお茶子ちゃんは次々と「死」を突きつけられます。
自分と話すためにおばあさんを殺したトガちゃん。自分の個性を使って見知らぬ誰かを殺したトガちゃん。
主人公たちは戦闘で生命のやり取りをしていますが、お茶子ちゃんは突然死を突きつけられる場面が多い……。堀越先生の中で、もうそういう配役として決まっているのかもしれませんが、結構お茶子ちゃんに集中してメンタルアタックするやん……と今振り返っても驚きです。
その上で逃げるでもなく、トガちゃんを否定するでもなくヒーローであり続ける麗日お茶子は最高なんで、もしすこしでも興味を持ったらヒロアカ読んでほしいです。
追記:
どこかで、過酷な出来事に遭遇し続けたお茶子ちゃんのメンタルケアがされていることを明示してほしいな。
ヘッダー画像はぱくたそより
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