カナダの車窓から:雪景色
年末年始は旦那さんとSaskatchewan州に行ってきた。3年ぶりにカナダの家族と会えた!
いつもは10時間かけて旦那さんが車を運転してくれるのだけど、今回は列車旅。その車窓から見えた景色をシェアしたい。街頭がない田舎に向かっていくため、広大な地平線、真っ白な雪の世界が広がる。
『世界の車窓から』のテーマソングを流しながら、もしくは脳内再生しながら文と写真を見てほしいです。
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カナダで列車に乗るのは初体験。私が住むマニトバ州からサスカチュワン州まで、列車だと約14時間(片道)かかる。列車旅はのんびりして楽しい。また乗りたい!
私は飛行機より列車のほうが快適で好き。
座席は前の席との間が広くて、フットレストもついているから足を伸ばして寝られる。後ろは誰も座ってなかったから、気にせずリクライニング。椅子もふわふわして座り心地良し。トイレもあるし、食べ物を買うエリアもあった。スタッフの人もフレンドリーだったから、いい気分で行って帰ってきた。
帰りは朝8時の列車だったのだけど、3時間遅れ。事前に何の連絡もないのがカナダらしい。駅で待ちぼうけ。こういう急なアクシデントもまた旅の楽しさのひとつ、と割り切れるようになってきた。旦那さんと喋ったり、朝日を見たりして過ごした。
列車が遅れた理由は、雪崩があって線路がせき止められていたらしい。その雪をどかすのに時間がかかっていたみたい。誰も怪我がなかったのは良かった。
ウィニペグに着くのも遅くなるかなと思ったけど、予定の時間通り。何だか帰りのほうが早く感じた。もっと乗っていたかったな〜。
🚃 行きの列車
夜10時にウィニペグ駅から乗車して、翌日の朝11時半くらいにサスカチュワン駅に下車。
貨物列車はよく目にするけど、人が乗る列車が本当にあるんだと感動した。現在はCovid-19と雪の影響で、週2本しか出ていないらしい。私たち夫婦が乗った列車には寝台もついているとのこと。今度は寝台で始発から最終の駅まで乗ってみたい。
実はこの時お腹が痛くて、急いで駅の中に入ろうとしてた。でもこんなキレイな景色は今しかない、と便意を我慢して撮った1枚。迎えに来てくれてたグランマとグランパとハグして、私は速攻トイレに走った。3年ぶりの旅で緊張してたから、駅に着いて気持ちもお腹も緩んだのかも。
🚃 帰りの列車
鹿の群れを見た。列車が間近に来て驚いた様子。薄暗くなってきたらもっといっぱい出てきた!写真撮れなかったのが残念。
🌇 今まで見た中で一番美しい夕陽
カメラでは美しさを伝えきれない。肉眼で見ると壮大で自然の神秘を感じた。ずっと見てられるし、感動して涙が出そうだった。今まで見た中で一番美しいと感じた夕陽。
線路がカーブしているから後続列車も見える。この写真は「列車旅をしている」と実感した…と同時に、この旅が終わる寂しさも感じた。
さいご
初めての体験はいつも怖気づくし、変化は苦手。でも列車旅をやって良かった。最初の不安なんて忘れて、キレイな景色に見惚れたし、楽しい思い出がいっぱいできた。それを持ち帰って来て、自分の毎日をまた豊かにしていくぞ。何事もやってみなきゃ分からない。
それに旦那さんがそばにいてくれたから心強かったな。3年ぶりの旅行は、列車とカナダの家族の元でいろんな初体験をして楽しかった!