コロナウイルス対策CMから私ができることを考えた話
世の中がパニックになっているからこそ、誰かに優しくしたい。カナダにいる自分にできることはないのかなを考えて、このnoteを書こうと思い立ちました。
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世界がパニックになって、今の現状を見るまではコロナウイルスを「たかがウイルスやん。大げさな」って、軽視していました。
だけどカナダの首相のジャスティン・トルドーさんから、「自宅にいて下さい」とテレビで毎日呼びかけられて、映画館、モール、レストラン、娯楽施設が3月半ばから今も休館。会社の経営が難しくなり、解雇される人が続出。自宅要請が出ているのに遊びに出かけて罰金1,000ドル支払わなければいけなくなった人のニュースも目にしました。
フランスにいる旦那さんの友人の話によると、食材の買い出しに行くのに、許可証にサインをして出かけないといけないらしく、それを忘れたら罰金。テレビでは軍の人が銃を持って街を歩いている様子も流れます。
軽視している場合じゃないぞ、これは。
それだけでもただならぬ雰囲気を感じるのに、自分が誰かから菌をもらって無事だとしても、それを誰かにうつしてその人が死んだら…って考えると、責任を取れないことが一番怖いです。例えば、私と同じようにコロナを軽視している考えの人がいて、私の大事な人たちがうつされて亡くなったとしたら、許せないと思います。
最悪な状況を考えて家族の誰かが感染して亡くなったら、会えるのは骨になってからになる可能性もあるかもな、と夫婦で真剣に話しました。
自分たちが対策を取るのは、誰かのためにもなるんやな。
「コロナにかかったら怖いな…」って思う中、カナダではお医者さん本人がコロナ対策について話してくれるCMがあります。繰り返し流れるこのCMを見る度に、対策を取ろうってリマインドされます。その内容をシェアして、誰かの役にたつといいなと思います。
1.よく手を洗う
Twitterでもシェアされている手の洗い方は参考になりました。手って、自分が思っているよりも汚れていて、菌がいっぱいいるんですね…。外から帰って来た時は、石鹸で洗った後、消毒剤をつけます。
最初カナダに来て驚いたのは、多くの人が携帯用の消毒剤を持っていること。バス、カフェ、モールなどでカバンに消毒剤をぶら下げている人を見かけます。その影響から私も常備するようになりました。可愛いラベルと香り付きの消毒剤が売られています。
2.人との距離を2mあける
唾液の飛散を防ぐために人との距離は2mあけるそう。レジはテープで立ち位置を示してくれるので、安心感があります。買い出しに行く道でも、みんなそれぞれが距離を意識。
3.咳やくしゃみは肘で受ける
カナダに来て初めて知ったのは、普段から多くの人が肘でくしゃみや咳を受けていること。手で受けたら菌がいっぱいつくし、その手で握手したりするよな〜って考えてから、なるべく肘で受けるようにしています。でも、意識しないと手で受けてしまいます。
4.顔を触らない
これも菌を手から口に入れないため。その手で物や人を触って菌をうつすことを防ぎます。
5.出来る限り家にいる
「家にいる」ってなると、外が好きな人は退屈に感じると思います。私と旦那さんは引きこもり夫婦だから苦じゃないけど、それでも家にこもり続けるのは辛いです。
だけど「家にいる」っていうのは、ずっとどこにも出てはいけないのではなくて、散歩やジョギング、1、2週間に一回の食材の買い出しはOKとのこと。もちろん、人との距離感は意識すること。マスクがある人はそれをして、薬局やスーパーに出かけています。
2週間に一度、食材を買いにスーパーに出かけると、みんな2mの距離を保つように意識して通路を譲り合います。最近では入店の人数制限もかかっているそう。
薬局は一度に50人までだったのが、20人くらいしか入店できないようになっているみたいです。制限数が変わってから、まだ薬局に行っていないので確認は取れていません。今度見てきます!
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人との距離を2mあけることを「Social Distance」と言われていました。だけどこれは人同士が避け合う、交流し合わないような印象になったため、「Physical Distance」と呼び名が変わったみたいです。人との交流を避けるのではなくて、ハグや握手で相手の体に触れたり、唾液などが飛んだりするのを防ぐために「Physical(身体的)な距離」が必要なこと。
カナダの首相さんは、人との距離感をあける必要はあるけど、近所の人や知り合いや友人など、助け合えるところは助け合っていこうと話しています。こんな時だからこそ、気軽に友達や家族に電話やLINEをして、互いの近況を報告し合っています。
そして、このnoteが誰かに届いて、その人と周りが少しでも安全でいてもらえたらと思っています。
お医者さんや看護師さん、スーパーや薬局の店員さん、バスの運転手さんも全力で頑張っています。頑張ってくれている彼らのためにも、
もらわない、うつさない、拡げない。
これが一番大事なこと。
※この画像は内容の変更が無い限り、個人のブログ使用、SNS投稿など自由にOKっす、と作者さんが言っています。
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