霊幻新隆の素敵ポイント:推しキャラを語る
10月10日は、霊幻新隆のお誕生日。彼は、アニメ『モブサイコ100』の登場人物だ。今日は彼の素敵ポイント、名言などをまとめてみた。
【注意】
名言、素敵ポイントは私セレクトです
アニメのネタバレありです。原作はまだ読めていません
『モブサイコ100』を知っている人向けに書いています
霊幻 新隆
10月10日生まれ。O型。『モブサイコ100』の主人公のモブの師匠。「霊とか相談所」を経営している。
名言
嫌な時はな…逃げたっていいんだよ!
これは響いた。私も霊幻に頬を叩かれた気持ちになった。周りが見えない、危険が迫っているとなると、立ち向かわないといけないと思ってしまう。
でも逃げることで、自分と誰かを守れることもある。楽したいから逃げてばかりはいけないと思う。自分の心が追い込まれて、罪悪感や後悔で生きていく状況なら、逃げた方がいい。
みんなが混乱した状態で、冷静な判断ができた霊幻がかっこよかった。「逃げても良い」。その言葉がもっと世の中に浸透したら、前向きに人生を生きて、最後のモブみたいに心から笑える人が増えるような気がする。
いい奴になれ。以上!
霊幻やモブのような「いい奴」になるのは難しい。優しすぎると利用されるし、誰にでもいい顔をすれば八方美人と言われるし、「YES」ばかり言うと都合よく扱われる。
「いい奴」かどうかなんて、最終的に人が決めるもの。だとすれば、自分にできることは人に優しくする、正直でいる、誠実でいることだけ。
霊幻の素敵なポイント
人間味のあるいい奴
霊幻は詐欺まがいの商売をして胡散臭いのに、正論を言うと説得力がある。それは彼自身が、人を騙して荒稼ぎしているわけではないから?ちゃんと人としてのモラルみたいなのは守っているのがいい。
シーズン2の7話は胸が痛かった。自信たっぷりに見える彼も、「何者かになりたい」と思っていた。超能力を使えるモブに対しても、少し羨望の気持ちはあったような気がする。
霊幻は、自分がモブの一番の理解者と思っていたから、モブの友達や学校生活を否定してしまったのかな。孤独になって初めて、彼の方がモブに頼り切っていると知る。
モブが霊幻の正体に気がついたと思ったけど、「僕の師匠の正体は、いい奴だ」には号泣した。霊幻は何にもなれなかったと言ってたけど、モブの「師匠」だ。霊幻が大切なものに気がついて、成長する様子がよかった。
最終回の彼は一番ダサくて、かっこよかった。「超能力を持っていない」とモブに伝えたところは、霊幻がモブに一番知られたくなかったと思う。
今までモブに偉そうに言って、「師匠」だと思わせて嘘をついてきた。それを知ったモブに軽蔑されたり、嫌われたりすると思ったんじゃないかな。
カミングアウトするのは勇気が必要だったと思う。服は破れて、顔も汚れてボロボロだった。鼻水垂らしてみっともない姿だったのに、最高にかっこよく見えた。
みんな、人に見せたくない部分がある。それをどうコントロールしていいのか分からないこともある。
霊幻のカミングアウトでモブの暴走は止まったし、モブも100%の自分も「自分」だと受け入れた。霊幻に出会ってなかったらモブは、神として崇められるか、悪人になっていたと思う。
どんな人も不完全で、ダサくて、カッコ悪い部分もあるから、人間味が出てくるのかもしれない。
私の旦那さんいわく、最終回で霊幻の誕生日があったのは、彼も「何者か」になれたってことを示したかったのかと予想。同僚や後輩やモブにとって、霊幻が「特別な人」になれたことを作者さんは見せたかったのかな。
リーダーシップがある
霊幻は鋭い観察眼、巧みな話術で、人を引っ張っていく。シーズン1の12話で、「ツメ」の支部の人たちに現実を見せたシーンは笑った。
現実を見せられた「ツメ」の人らは、真っ当に就職活動して、霊幻を尊敬するようになった。
この「ツメ」との戦いで、モブたち子供には戦わせず、霊幻がはったりで乗り切ろうとしたり、モブのパワーを一時的に受け取って、無敵モードになったり。
危ないシーンには逃げずに、モブたちを助けに来て守ることができる頼もしい大人。霊幻がすごいのは超能力がないのに、超能力がある奴らに立ち向かっていくところ。
スーツシルエットがカッコいい
アニメを見ていて、霊幻のスーツシルエットがカッコいいと思った。私の中で、グレーのスーツはおじさんが着るイメージだった。でも霊幻の場合は、シュッと見える。スーツのはためき方、立ち姿がカッコ良くてずっと見ていたい。
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10月10日、『モブサイコ100』原作者のONEさんが霊幻を描いてくれてる!早速リポスト。
霊幻に浸ろうと思い、アニメの最終回を観てまた泣いた。それからモブサイコのテーマ曲を何度も聞いた。
霊幻、お誕生日おめでとう!