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絵描きの旦那さんに教えてもらった、デジタル色塗りのコツ
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久々にiPadでお絵かき。水彩画のブラシがお気に入りで、Adobe Frescoのアプリを使っている。SNSで見て、ゆるく線を引いて色を塗る絵をマネした(上の画像)。全体的にぼんやり。
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絵を描く旦那さんのアドバイスをもとに、自分なりに色をつけてみた。なかなか良い仕上がり。
🎨彼なりのデジタル色塗りのコツ
色は「塗る」ではなく、「重ねる」
私は色鉛筆みたいに色を「塗る」。でも彼に言われたのは、トントンと色を「置く」。水彩ブラシで色を塗ろうとしたから、色が薄く控えめになったのかも。
大胆に色を乗せる
デジタルはいくらでもやり直しがきくから、大胆に色を乗せた方が調整しやすいそう。私が初めに自分で描いたものは、全体的に色が薄い。
旦那さんに教えてもらったのは、まずはベースの色を決めて置くこと。そこから色を足したり引いたりして全体のバランスを見るそう。ピロのボディの色をつけてから、消しゴムや他の色で陰影をつけた。
一発で「正解」の色を作ろうとしないこと。彼にそう言われた。色と塗り方、筆圧を実験して、自分にしっくり来るものを見つけられるのがデジタルの良さだと思う。
影はキャンバスの上にある色を使う
私は影=黒、を使いがち。実際の影は、光の角度や背景によって全然違う色に見える。
下の絵のBeforeの影を黒にしたら薄暗くて、旦那さんに「ちょっとシミみたい」と言われた。絵の影も、キャンバスに使った色を混ぜて重ねるのがいいと教えてもらった。Afterの方を旦那さんのアドバイス通りにすると、自然な影になった!ほんの少しのことで大きく変わる。
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色塗りレッスンの翌日、復習して完成したのが下の絵。
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自画自賛やけど、ゆるくて可愛い。ペンを鉛筆に変えたら、柔らかい雰囲気になった。ほっぺがくっつくところも、上手く影を入れられたように思う。色の塗り方、使うペンも色々工夫してみよう。
さいご: 旦那さんの絵
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旦那さんがお手本で描いてくれた。30年以上、絵を描いている人に使っていい言葉かわからないけど、ほんまに上手い!
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彼はこのリンゴを15分で描いてた。彼曰く「これは雑に描いてる。もっと上手い人が見たら、雑さがわかると思う」と言うてた。私からしたら本物のリンゴみたいで充分すごい。
私たちが見ているものはこうして、いろんな色が混ざっていて、光の当たり具合で陰影の差がこんなにあるんだな。リンゴがデッサンに使われるのは、学びや発見がいっぱいあるからか。