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男性育休、女性育休とどう違う?
近年、「男性の育児休業」への関心が高まり、制度も大きく変わろうとしています。
2022年には、「産後パパ育休」という新たな育休制度も導入されました。
でも、そもそも今の男性の育休制度はどのような内容なのでしょうか?
また、女性の育児休業とどこが違うのでしょうか?
男性の育児休業とは?
男性の育児休業について、まだまだ取得することに対して抵抗感がある方も多いかもしれません。
しかし、近年その認識は少しずつ変わりつつあります。
例えば、2022年から導入された「産後パパ育休」。これは出産後8週間以内に最大4週間の育休を取れる制度で、父親が赤ちゃんと過ごす貴重な時間を確保することができるようになっています。
私の身近にも、男性育休を取得した方々多くいらっしゃいます。例えば、ある友人は育児休業を取得することで、育児への参加が深まり、パートナーとのコミュニケーションも増え、家族全体で育児の負担をシェアできるようになったと言っていました。
特に「最初の1ヶ月は、夜泣きやおむつ替えに追われる日々でしたが、育休を取ったおかげで、妻がひとりで抱え込まずに済んだ」という点に大きな意味を感じたそうです。
また、男性が育児休業を取ることは、家庭内での役割分担の再考にもつながります。
例えば、育児休業を取ることで、「家事や育児は母親だけが担うものではない」という意識が生まれ、男性自身も積極的に家事や育児に参加するようになる傾向があります。
女性育休とどう違う?
女性の育児休業は、産前産後の休業を経て、最大1年まで取得可能です。この点が、男性の育児休業との大きな違いのひとつと言えるでしょう。
ですが、より重要なのは、男性が育休を取りづらいという現実です。
やはり女性に比べて、男性が育休を取得することに対する社会的な目が依然として気になることが多いのが現状ではないでしょうか。
このギャップを解消するためには、企業の積極的な支援はもちろん、社会全体での意識改革が必要不可欠です。
余談ですが、ゆめみでは、男性従業員が育児休業を取得しやすい環境を整えるため、さまざまな取り組みを進めています。
2022年10月に新設された「産後パパ育休(出生時育児休業)」により、男性も産後28日以内に育休を取得できるようになりましたが、ゆめみではさらに独自の制度として「育休デフォルト制」を導入しました。
この制度は、育休を取らない場合に申請しない限り、自動的に育休を取得する仕組みを設けるもので、男性社員が遠慮なく育児休業を利用できるようにしています。
さらに、育児休業中の給付金に加え、会社からの補助も行い、長期間にわたる育児参加が負担なく実現できるようサポートしています。
こうした制度を活用することで、育児への参加がしやすくなるだけでなく、家庭内での絆も一層深まります。
男性が育児休業を取ることは、決して特別なことではなく、むしろ子どもの成長にとって非常に大切な一歩だと実感できる社会を作り上げていきたいですね。
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【男性育休、女性育休とどう違う?】
— 太田昂志|ゆめみCHRO (@oh1ta) February 6, 2025
近年、「男性の育児休業」への関心が高まり、制度も大きく変わろうとしています。
2022年には、「産後パパ育休」という新たな育休制度も導入されました。
でも、そもそも今の男性の育休制度はどのような内容なのでしょうか?…