旅に出る前に読んでみて欲しい本について(2)
サンティアゴ巡礼に出る前に読んでみたら面白い本その2。
小野美由紀さんの著書、「人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み 食べ 歩く800kmの旅」
前回紹介した戸谷夫妻の巡礼記は、
夫婦で歩いた旅についてかかれていました
小野美由紀さんの本は一人旅での内容になっています。
それぞれがそれぞれの視点で巡礼を描くと、表現も、感じたことも様々。二冊読んで改めて巡礼の旅の多様性を思います。
小野さんの書籍の好きなところは、彼女自身の「弱さ」が描かれている部分。
旅を通して見たもの、聞いたこと、感じたことに突き動かされて、彼女自身が「やりたいこと」を見つけようとする描写に、共感する女性は多いんじゃないかと思います。
素敵です。旅の前に読んでみると、いろいろ想像が膨らみます。