詩のご紹介220 パッカポッコ カンカラカン(小黒恵子作) ~うたのパレット~
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
今日の詩は、パッカポッコ カンカラカン「うたのパレット ~こどものうた選集~」です。(宇野誠一郎作曲)
「うたのパレット」は、小黒恵子さんの全75の詩に、たくさんの作曲家の方が曲をつけています。ここに載っている詩は、童謡集「シツレイシマス」や「ホラ耳をすました」ですでにご紹介している詩もいくつか含まれていますが、この「うたのパレット」で発表されている詩もたくさんあります。
「うたのパレット」には「ちいさいひとのために」(66曲)と「すこしおおきいひとのために」(9曲)と二つにわかれています。
ちいさいひとのために
パッカポッコ カンカラカン
~「うたのパレット」より~
小黒恵子作
パッコポッコ カンカラカン
あきかんはいた おうまだよ
たずなをピンと ひっぱりながら
のはらのまきばを パッカポッコ
あんよはおじょうず パッカポッコ
パッカポッコ カンカラカン
あきかんはいて いばってあるく
ハダシのあしが ちょっぴりかゆい
ちょうちょをおいかけ パッカポッコ
ハイハイドウドウ パッカポッコ
それでは、耳からもお聴きください。
朗読:公文理恵
最後まで、お読みお聴きいただき、ありがとうございます。
次回は、「お月さまが ピョン」(小黒恵子 こどもの歌選集 「うたのパレット」)をご紹介いたします。(S)