詩のご紹介105 シャボン玉に のって(小黒恵子作) ~ホラ 耳をすまして
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
動物や虫をテーマにした作品が多い、童謡集「ホラ 耳をすまして」からご紹介します。
今回は、「シャボン玉に のって」~Ⅳ あぶくの うた~ です。
「童謡集:ホラ 耳をすまして」については、下記をご覧ください。
シャボン玉に のって
~ホラ 耳をすまして 「Ⅳ あぶくの うた」より~
小黒恵子 作
とんでくとんでく みどりの風に
生まれたばかりの シャボン玉
たまむしいろに きらきらひかる
シャボン玉のなかに タンポポいれて
町のこどもに おくろうよ
はしろうはしろう みどりの丘で
ずんずんとばそう シャボン玉
けしきも顔も きらきらうつる
シャボン玉にのって しらない国へ
みんなで遊びに 行かないか
この詩は、「シャボンダマに のって」として、「うたのパレット」(小黒恵子 こどものうた選集)でも取り上げられています。少しだけ詩が異なります。
■うたのパレット バージョン:
シャボンダマに のって
小黒恵子作詩 寺島尚彦作曲
とんでくとんでく のはらのかぜに
うまれたばかりの シャボンダマ
たまむしいろに きらきらひかる
しゃぼんだまのなかに タンポポいれて
まちのこどもに おくろうよ
はしろうはしろう みどりのおかで
ずんずんとばそう シャボンダマ
けしきもかおも きらきらうつる
シャボンダマにのって しらないくにへ
みんなあそびにいかないか
みんなあそびにいかないか
「うたのパレット」バージョンの詩をお聞きください。
最後までお読み、お聞きいただき、ありがとうございます。
次回は、「コガネムシの フンジャック」(童謡集:ホラ 耳をすまして ~Ⅴ コガネムシの フンジャック~)から、詩をご紹介いたします。(S)