詩のご紹介48　お耳をあてて（小黒恵子作）　～シツレイシマス

　こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
　童謡集「シツレイシマス」の作品をご紹介していきます。
　今回の詩は、「お耳をあてて」です。

　「童謡集：シツレイシマス」については、下記をご覧ください。

お耳をあてて
～シツレイシマス　「Ⅰ　シツレイシマス」より～
小黒恵子作

お耳をあてて　きいてごらん
コッコのタマゴ　まぶしいタマゴ
ピヨピヨきこえる　かわいい声が
タマゴのなかで　しているね

お耳をあてて　なでてごらん
コッコのタマゴ　すべすべタマゴ
もうすぐ出てくる　コッコのヒヨコ
タマゴのなかで　うごいたね

お耳をあてて　きいてごらん
コッコのタマゴ　あったかいタマゴ
ピヨピヨよんでる　かあさんどりを
タマゴのなかで　ないてるね

　最後までお読みいただき、ありがとうございます。
　次回は、「ハダシとハダカ」（童謡集：シツレイシマス）です。（Ｓ）