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No.606 小黒恵子氏の記事-26 (秋の叙勲1)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回から、3回、秋の叙勲の記事を紹介いたします。
最初は、2001年に読売新聞に掲載された記事です。

秋の叙勲
勲四等瑞宝章 作詞家小黒恵子さん 73 川崎市高津区諏訪

   
童謡の素晴しさを伝え
自宅近くの多摩川をこよなく愛す作詞家らしく「海に向かって流れ続ける川の水のように、私もようやく目指す海にたどり着いた感じ」と受賞の喜びを表す。
絵の詩人とうたわれた画家谷内六郎さんの勧めで出した処女詩集「シツレイシマス」が世に出るきっかけ。以後、「大きなリンゴの木の下で」「ドラキュラのうた」など、子供たちが口ずさむ数々の名作を残してきた。
私財を投じ、自宅の敷地に童謡記念館を建設したり、児童合唱音楽賞を創設したりするなど、音楽文化の振興にも力を注ぐ。「もっと広い海を目指すように、これからもいい詩を作って素晴らしい文化財産である童謡の普及に努めたい」。若々しい瞳(ひとみ)をさらに輝かせた。

読売新聞 平成13年(2001年)11月3日

現在は、川崎市に遺贈され、リニューアルしてオープンしています。色々とイベントも行っていますので、当館ホームページでご確認ください。

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  次回は、2001年に新聞に掲載された記事を、ご紹介します。(S)

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