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No.562 小黒恵子氏の詩-29 (なわとびクルルッ)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回も、こどものうた(日本童謡協会編)に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。、今回は、「こどものうた」第13集となる1989(平成元)年のご紹介です。幼児のための詩は42編、少年少女のための詩は44編、合唱のための詩は18編で、全部で104編あります。「なわとびクルルッ」は、幼児のための詩に、収録されています。

なわとびクルルッ
                      
小黒恵子

なわとびなわとび クルルッ クルルッ
やった! すごいな 2かいまわし
びっくりしたり いばったり
オリンピックせんしゅに なれるかな
とべとべなわとび クルルッ クルルッ

なわとびなわとび クルルッ クルルッ
できた! すごいな 2かいまわし
サーカスだんの どうぶつも
きっとこんなきもち おなじかな
とべとべなわとび クルルッ クルルッ

とべとべみんなで クルルッ クルルッ
とべとべなわとび クルルッ クルルッ

1989年(平成元年)3月25日発行 こどものうた‘89  日本童謡協会年刊童謡集

  小黒恵子氏は、編集委員になっています。下記は「あとがき」です。

  山笑う季節の机上に、「こどものうた'89」をお届け申しあげます。
 今年度は、104名の詩人会員の参加を得ましたが、新入会員の方々が新しい風を吹き込んでくださっています。
 毎年のことですが、ことしも、事務局のこわせ・たまみ氏、会田佐登子さんに少なからぬお世話になりました。深謝申しあげます。
 本会々員の作曲家の皆さまをはじめとして、こどものうたにご関心をお持ちの作曲家諸氏のご協力によりまして、この本のなかからすばらしい童謡の生まれることを、わたくしたちは強く望んでおります。
 なお、作曲なさいました方は、お手数をおかけいたしますが、事務局までご一報くださいますようお願い申しあげます。
            平成元年2月

                日本童謡協会年刊童話集
                        編集委員会
             薩摩忠、小黒恵子、高田敏子、長島和太郎

1989年(平成元年)3月25日発行 こどものうた‘89  日本童謡協会年刊童謡集

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 次回も、「こどものうた」(日本童謡協会年刊童謡集)から、「詩」をご紹介します。(S)

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