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詩のご紹介169 花盗人(小黒恵子作) ~エメラルドの約束
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
今回の詩は、大人の詩集第2作目「エメラルドの約束」から、「花盗人」(リンゴに雨が降るように)です。
「詩集:エメラルドの約束」については、下記をご覧ください。
まずは「目から」。
花盗人
~リンゴに雨が降るように 「エメラルドの約束」より~
小黒恵子作
なぜ男って
よその花までつみたいの
あなただけはと信じていたら
やっぱりあなたも花盗人(はなどろぼう)
蝶々の浮気をまねちゃいや
そばにやさしい花があるわ
あたしだって
どんな花にもなれるのよ
バラにガーベラ スミレに牡丹
ポピーにパンジー 矢車草
きょうはあたし
なんの花になったら
お気に召すの?
次は「耳」からお聴きください。
朗読:大森寿枝
最後まで、お読みお聴きいただき、ありがとうございます。
次回の詩は「蝶が花にあきたとき」(「エメラルドの約束」~リンゴに雨が降るように~)です。(S)