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No.566 小黒恵子氏の詩-33 (ねこの こもりうた)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回も、こどものうた(日本童謡協会編)に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。今回は、「こどものうた」第17集となる1993(平成5)年のご紹介です。全部で132編あります。

ねこの こもりうた
                           小黒恵子

ニャンコロロン ニャンコロロン
ねむれ ねむれ かわいいぼうや
大きくなったら なにになりたいの
どうぶつえんの えんちょうさん?
それとも町の お花やさんかしら
ニャンコロロン ニャンコロロン

ニャンコロロン ニャンコロロン
ねむれ ねむれ いたずらぼうや
おおきくなったら どこへいきたいの
おふねにのって おさかなつり?
それともスカイ ダイビングしたいの
ニャンコロロン ニャンコロロン

ニャンコロロン ニャンコロロン
ねむれ ねむれ わたしのぼうや
大きくなったら およめさんはだれ
木のぼりうまい おてんばさん?
それとも三毛の おしゃれさんがいいの
ニャンコロロン ニャンコロロン
ニャンコローロン ・・・・・・・

1993年(平成5年)3月25日発行 こどものうた‘93  日本童謡協会年刊童謡集

  小黒恵子氏は、事業委員になっています。下記は「あとがき」です。

  やわらかな空気の机上に、社団法人日本童謡協会編集の年刊童謡集「こどものうた’93」をお届け申しあげます。
 本年は、132名の詩人会員が、それぞれ1編ずつ未発表の力作をもって参加しています。その詩風も、年ごとに個性的になっていくようで、編集委員も、よろこんでおります。
 今秋の童謡祭には、この集の作品のなかから作曲家会員によって作曲された新しい童謡が発表されるわけですが、より新しく、すぐれたこどものうたが1曲でも多く生まれることを、わたくしどもは強く希望しております。
 なお、この童謡集の作品に作曲なさいました方は、お手数ですが、日本童謡協会事務局までご一報くださいますようお願い申しあげます。
 毎年のことですが、藤田圭雄副会長には、序文をお書きいただきました。深謝申しあげます。また、例年のように事務局長鶴岡千代子事さん、(事務)局の会田佐登子さん、紺野勝子さん、ありがとうございました。
            平成5年1月
              薩摩忠、小黒恵子、尾上尚子、清水たみ子
              長島和太郎、中山知子、村田さち子

1993年(平成5年)3月25日発行 こどものうた‘93  日本童謡協会年刊童謡集

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 次回も、「こどものうた」(日本童謡協会年刊童謡集)から、「詩」をご紹介します。(S)

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