詩のご紹介181 雪崩(小黒恵子作) ~エメラルドの約束
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
今回の詩は、大人の詩集第2作目「エメラルドの約束」から、「雪崩」(サンドリエ)です。
「詩集:エメラルドの約束」については、下記をご覧ください。
まずは「目から」。
雪崩
~サンドリエ 「エメラルドの約束」より~
小黒恵子作
はげしい雪崩(なだれ)の
音をのこして
夢は崩(くず)れた
荒れ果てた
私の胸に
淋しい
音が
こだまする
振り向く
夢の
白い
わびしさ
誰もしらない
次は「耳」からお聴きください。
朗読:大森寿枝
最後まで、お読みお聴きいただき、ありがとうございます。
次回の詩は「あした吹く風」(「エメラルドの約束」~サンドリエ~)です。(S)