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今までどんな風に文字を書いてきたか、について考えた。 「1:向き合う篇」

2019年の4月から8月まで、とある大学で講師業を請け負った。

テーマは、「ウェブ編集とライティング」で、ネット社会で自己表現をしていくツールのひとつとして、ライティングや編集方法、ウェブメディアの活用やPR手法などを包括して伝えるという内容だった。
毎週大学に通い、人の前で80分も話をするというのは、
人前で話すのが得意ではないワタシにとっては、苦行のような日々だった。
授業が終わったあとは、そのままカフェに直行し、ぼーーっと無心でコーヒーをただ眺めるという時間を過ごしていた。
(終わった今では、とてもいい経験をさせていただいたと感謝している。)

そんな私が、
講師をすると決まって、まず考えたこと。
それは、「ワタシは今まで何をしてきたんだろうか」
というこれまでの自分の振り返りだった。

フリーランスとして仕事をしているこの数年間。たくさんの経験をさせていただいた。
取材・ライティング、コピーという文字を書くだけでなく、広報的な動きや企画立案、チームでの新規案件立ち上げなど、様々なプロジェクトに関わってきた。

求め、求められ、ワタシの中では自然の循環の中で行われていたので、
いよいよ改めて考えて直してみると、
いやはや自分のことがわからない・・・!

いつもその場その場で懸命に向き合ってきたことは確かだが、
「こうすると必ずうまくいく」という法則やレシピのようなものを持ち合わせていないということに気づいた。

「一体何を伝えればいいんだ・・・」
呆然とするワタシがそこにいたのだ。

vol.2へつづく。


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