港区議会 防災・危機管理等安全対策特別委員会報告
さて、本日は防災・危機管理等安全対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。港区防災ポータルサイトが3/29に開設。
港区防災ポータルサイトの開設について
えー、港区ではずっと色んな情報を一元管理していざという時に迅速に情報発信できる「地域災害情報システム」を構築するために長らく取り組んでおりまして、ようやく完成しますので3/29にサイト公開という運びになりました。
一元化されるのはよいことです。なお、画像はデモ画面的なものであって、本チャンは3/29オープン後にご確認いただければ。なお、多くの方がご覧になる時はスマホからだと思います。もちろんスマホ対応できちんとみられるようにもなってるとのことです。
平常時からサイトみたりして、見慣れておくことをオススメ。古川沿い住民は大雨の時の川の水量気になりますし、防災無線で「水位が上がっていますんすんすんすん…」とよく鳴りますし、大雨だと外の防災無線聞こえにくいし、サイトでみれますのでね。
Q: 雨量観測は東京都はmm表示で港区は傘マークだけど連動してる?、避難所いっぱいとわかったら他の避難所に流れるけどそういうのって実際運営する防災協議会とか十分ご理解されてることなのよね?、港区の地理に詳しい人って多くないけど現在地表記はされるものかしら?、音声読み上げ機能はついてる?、など。
昨今、ペット避難ということを耳にする機会も多くなってきました。ペットを連れて避難所へ行きたい、ペットと同室に避難させて欲しいなど、色んなご意見が寄せられます。ペット同伴OKの避難所を増やして欲しいとか、最近は議会質問でもよく聞くようになりました。それだけリアリティがあって関心があるということですものね。
その一方、実際に避難所で受け入れられるかどうかは広さとマンパワーによるものなのかなとも課題は残っています。委員会内でも本日意見がありましたが、避難所を運営するのは防災協議会、現実的にもケージにいれて屋外に置かざるを得ないかもしれないし、そしたらそれはそれで不満しかでないであろうと。それであれば例えばペットオーナーも一緒に平時から参加して動物管理チーム作るとか一緒に避難所運営を協力してもらわないと成り立たないんであろうなと。今のご時世、必要な設備であることは間違いないけれども、役所に対して無責任に「どうにかしてくれ」と言いっぱなしじゃダメなんだと。ものすごく真っ当な見解と思います。
そういうところも含めて、地域防災に関わっている人以外は避難所運営は誰がやるのかどうやるのか何をするのか知らない方がほとんど。行ったらいたせり尽せりでなんでもしてもらえるし、なんでももらえると想像している方もいます。避難所運営を可視化して区民のみなさんにお知らせする、と代表質問で答弁もらってますので、こちらも期待してたくさんの方に理解してもらえる&地域防災の備えに加わってくれる方が増えるといいなと願ってます。
地域防災計画・防災街づくり整備指針(素案)に寄せられた区民意見
Q: 仮設住宅とか何戸くらい必要になるとか今の段階でわかったりするのかしら?、災害時自動安否確認システムは何人くらい登録されるのかしら?、など。
以上。