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人はなぜお金を使いすぎるのか

こんにちは!

勤め人卒業目指して日々勉強中のおぐじゅんです!

ゴールデンウイークも終わりましたが、皆さんゴールデンウイークは何して過ごしました?SNS(特にインスタ)を見てるといつにもましてみんなウェイウェイしてましたね(笑)ビールジョッキを乾杯しているストーリーとかめっちゃ上がってました(笑)まぁ休みなので古い友人に会ったりして楽しい時間を過ごすのもいいですよね!

ゴールデンウイークだったり、休みの日って買い物行ったり、外食言ったりお金を使う頻度が普段より高くなると思うんですけど、今日は人はなぜお金を使いすぎてしまうのかについて話していこうかなと思います!

個人的には僕のように「勤め人やめたい」とか「収入を上げたい」、「経済的に自由になりたい」って思っているのなら、無駄遣いは避けて、自分の成長のため(例えば本を買うとか、セミナーに行くとか)にお金を使った方がいいと思っています。

まあそんなことわかってても、なんとなくほしいものとかいろいろ買っちゃうんですけどね(笑)でも、人がお金を使いたくなる理屈を知っとけば少しは無駄な出費も減らせると思うのでよかったら勉強してみてください!

全ては小さな顕示欲から始まる

皆さん、「顕示欲」という言葉を知っていますでしょうか?顕示欲とは人にに良く見られたい。自分の存在を高く見せたいという欲求のことです。人がお金を使いすぎることの全ての始まりは「小さな顕示欲」から始まると言われています。

どういうことかと言いますと、人がモノを買う理由は「他人からよく思われたい」「他人に見せびらかせたい」っていう欲求を満たすためだということです。ほとんどの人が今自分にとって本当に必要なものではなく、なんとなくあったらいいなと思うような贅沢品にお金をかけてしまうのです。

この贅沢品にお金をかけてしまう傾向は所得格差が広がったことでより強まったといわれています。所得格差が広がることで所得の高い層はより贅沢な生活をするようになりました。それを普段から見せつけられている所得の低い層はその贅沢な暮らしに憧れ、自分もあんな生活をしたいと思うようになります。その結果、生活レベルを少し上げようとしたり、贅沢品にお金をかける人が増えてきているようです。

またテレビをつけると毎日のようにグルメ番組や旅番組が放送されており、消費者の購買意欲を駆り立ててきます。タレントさんがおいしそうなご飯を食べてる映像を見てると自分も食べたくなるし、おしゃれな服を着て、おしゃれな町で楽しそうにしてるのを見ると自分もあんな服を着たいなぁとか、あの町にいってみたいなぁと感じてしまうわけです。

僕はさらにSNSが世間に広まったことで一般の方の顕示欲はさらに高まったと思っています。みんなSNSには自分の生活の楽しい部分ばかり投稿するのでSNSはいろんな人の生活の楽しい部分を寄せ集めたものになっています。

毎日毎日誰かしらが楽しく食事してる動画や観光地に出かけたときの写真、自分で買ったブランド物の写真を投稿します。そんな投稿を毎日していると「おれもあそこでごはんたべたいなぁ」とか「おれもあの時計ほほしいなぁ」とか思ってしまうわけです。

テレビで見るタレントさんというのは自分にとって少し遠い存在ではありますが、普段いつも顔を合わせる職場の同期なんかが観光地に行ってる動画や高級料理店で食事している動画を見ると余計に自分も同じことをしたくなるのです。

このようにテレビやSNSを通して周りの人の生活に憧れ、顕示欲が高くなり顕示欲を満たすために消費活動を人は繰り返してしまうのです。

頑張った自分へのご褒美は更なる消費を生む

よく自分への頑張ったご褒美として給料日にいつもより高い店で外食をしたり、ボーナスが出ると半年間頑張った自分へのご褒美としてブランド物の財布や時計を買ってしまうことありますよね。でもいつもよりちょっと贅沢することって危険なんです。

限界効用逓減の法則というものがあります。人は一度感じた満足感は2回目3回目は徐々に少なくなるというやつです。

例えばいつもは回転寿司で寿司を食べる人が、初めて回らない寿司屋さんで寿司を食べたとします。その人は食べた寿司のおいしさに感動してとても満足することでしょう。しかしまた次の週に同じ店で寿司を食べたとします。おいしいことには変わりないのですが、それでも1回目よりも満足度は低くなってしまいます。3回目4回目となるとさらに満足度は低くなります。

このように人は一度した経験からは同じ満足感は得られません。2回目以降さらに低くなってしまうのです。そのため同じか、それ以上の満足感を得ようと思うとより前回よりもレベルの高いものを経験する必要があります。そのためさらにお金が必要になるのです。

1度贅沢したことで得た満足感を得るためにはさらなる贅沢が必要となります。だから頑張った自分へのご褒美は危険なのです。

また金額が高くなればなるほど人は1円を軽く考えてしまいます。例えば自動車や住宅などの大きな買い物をする時ほど人は財布の紐が緩くなってしまうものです。車や住宅に比べると頑張った自分へのご褒美で使う金額は大したものではないかもしれませんが、ブランド物の時計なんかは100~200万するものはいくらでもありますので注意は必要です。

どのようにして消費を抑えるか

これは昨日のnoteでも書きましたが、何か物を買うときは「買い物=労働力の引き換え」と考えるようにしたらいいと思います。自分の時給は何円なのかを理解したうえで100万の時計は自分の労働何時間分なのか。常に今から買うものは自分の労働何時間分なのか考えそれに見合ったものなのか判断すれば必要のない浪費はなくせると思います。

また、一つ知っておくといい考え方が「1円あたりの満足度が高いもの買う」という考え方です。

例えば、500mlの水は1本100円で売っていますが、同じ100円でも喉がカラカラに乾いている時と全然喉が書いてないときでは水1本をのんだ時の満足度は変わります。喉が渇いていて死にそうな時というのは150円(1円当たり1.5円)払ってでも500mlの水が欲しいと思いますし、別に喉が大して乾いてないときは70円(1円当たり0.7円)でも買うかどうかわからないですよね。

このように人はその時の状態に応じて同じものでも1円当たりの満足度は変わります。買い物をして、Aの商品とBの商品迷うようなときは1円当たりの満足度が高いものを選ぶようにしましょう。

そして、外部からの刺激を制限するというやり方もいいと思います。テレビというのは視聴者にいかにして消費活動を促すかを頭のいい人達が必死に考えて作られています。またSNSなどで他人の贅沢を見てしまうから顕示欲が大きくなるのです。だから普段からテレビやSNSを見る時間が多い人はこの時間を少なくすることから始めるのもいいかもしれませんね。

あとこれは個人的な意見ですが、自分の存在を高く見せたいとブランド物ばかり身に着けてる顕示欲まみれの人って皆さんどう思いますか?

僕が女性だったらブランド物に身を染めた、金持ってるアピールしまくりの男性にナンパされてもついていかないと思います(笑)あと金遣い荒いだろうから結婚もできないです(笑)

たぶんこういう人ってモテないですよね。性別関係なく異性からも同性からもモテる人というのは人間的にしっかりした人だと思います。こういう人間になるために無駄な浪費は避け、自分の成長のためにお金使った方が絶対いいですよね。自分のためだけにお金を使うのではなく、人のためにお金を使うような人間を目指していきたいです!

まとめ

人がお金を使いすぎてしまう理由がお分かりいただけたでしょうか。自分をよく魅せたいという顕示欲が大きな出費を生むわけです。人は同じ経験では満足できないため、満足感を得るためにはさらにお金が必要となります。このように浪費を繰り返していてはいつまでたっても経済的に自由にはなれません。だから外部からの刺激を制限したり、お金を使うときは「買い物=労働力の引き換え」と考えたり、1円あたりの満足度が高いもの買うようにするといいと思います。

以上、「人はなぜお金を使いすぎるのか」でした!



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