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大谷翔平が実践した目標達成方法と、人事評価制度構築の考え方は同じである
おはようございます!
OGSシニアコンサルタントの深石です。
今のオオタニはリーグ最高の選手だー。
今のオオタニは別次元でゲームをしているー。
これは、試合後に対戦相手の監督が大谷選手に対して発した言葉になります。
最近のニュースでも目にしない日はないほど、メジャーで大活躍中の大谷翔平氏ー。
二刀流の元祖である「ベーブ・ルース」の本塁打記録も既に更新し、もはや英雄と化すほどの存在へと進化。
ただ彼は、3年前に右肘靭帯の再建手術を、そして、2年前には左膝の手術も受けており、二刀流復活までは非常に長く辛いリハビリ生活を耐え抜いてきた背景があります。
そして今年、見事に復活劇を果たした大谷選手ですが、今も健在な目標達成に向けたそのひたむきな努力は、本当に目を見張るものがありますが、その一端は、高校時代に培われたことが有名です。
彼は、花巻東高校に入学するわけですが、その野球部監督である佐々木監督からある一枚の目標達成シートを教えてもらいます。
それが、かの有名な「マンダラチャート(下図)」です。
出典:スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/02/gazo/G20130202005109500.html
これは、1979年に松村寧雄氏が初めて考案した手法であり、後に原田隆史氏が開発した「原田メソッド」における目標達成シート(オープンウインドウ64)も有名です。
(原田氏も松村氏の下で学ばれたそうです)
そして、このマンダラチャートを佐々木監督が知り、教え子である大谷翔平や菊池雄星に書かせたとのことです。
このシートの書き方は、一番中心に達成したい最終ゴール(KGI)を書き、その達成に必要な要素(KSF)をその周りに書きます。
そして、その各KSFに必要な要素や行動(KPI)を更に展開して記入していく、という流れになります。
人事評価制度もKGI→KSF→KPIという流れ
もうお気づきの方も多いと思いますが、このKGI→KSF→KPIという流れは、OGSの評価制度コンサルティングの場面で、評価項目を設計していく際にお伝えしていることと全くもって同じです。
大谷選手は高校1年生の時からこの考え方で、目標達成に向けた練習や行動を実践していました。
そして、手術後の長く辛いリハビリ生活も乗り越え、今や「メジャーで最高の選手」と称されるほどに偉大な選手へと進化を遂げた大谷選手ー。
やはり、彼もマンダラチャートで実践しているKGI→KSF→KPIへのブレイクダウン(連動・細分化)は、事業成長に向けた大小の目標達成を成し遂げるために非常に重要なフローであることは間違いありません。
経営理念から行動へブレイクダウンできてますか?
会社・組織には必ず存在理由がありますし、何を大切にして何を追い求めていくのか、という創業者や経営者の想いが必ずあると思います。
それは往々に経営理念として言語化されますが、まさにこの経営理念が基軸であり、KGIではないでしょうか。
OGSでは、経営理念はMISSION・VISION・VALUESの3要素である、と定義していますが、まさにこのMVVを体現・実現していくために会社や組織は存在しています。
すべてはこのMVVが基軸となります。
上位概念からの流れとしては、
MVV
↓
組織カルチャー
↓
戦略・戦術
↓
組織構造
という具合です。
これをまず経営者自身が実施し、それを最終的には人事評価制度まで落とし込むことが非常に重要です。そうすることで理想の組織を実現することができます。
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OGSのVISIONは
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