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【OGS 人事評価制度 導入事例06】R.Life 様

内装リフォームなどの塗装業を専門に、香川県にて店舗をかまえるR.Life様。職人たちが集まる組織で、人事評価制度を取り入れる必要性を感じたきっかけはなんだったのか。
今後の組織としてのビジョンにも触れながら、その真意を伺いました。

企業名・店舗名:株式会社R.Life
所在地:香川県観音寺市出作町91-8
代表者:小山 良造
事業内容:内装リフォーム・新築内装工事
公式サイト:https://www.r-life2001.com/

まずは、OGS導入前に抱えられていた課題について教えてください。

小山 様
組織において数値化すべき部分を、数値化できていなかったということに、ずっと課題感をもっていました。
人事評価制度もそのうちのひとつで、入社時点でだいたい何円、2年目でだいたい何円、3年目では…というふうに、年功賃金のような制度が暗黙のルールのようになっていました。
とくにこの業界は、職人が集まる業界なので、弟子として組織に入った時点での給料はどこの組織に入ってもある程度差がなく、その後の昇給に関しても頑張りや成果を元にした評価基準は定まっていない組織がほとんどです。

大久保
組織に所属している職人さんからすれば、何をどう頑張っても一定の給与しかもらえないというのは、不満も挙がってきそうですね。

小山 様
そうですね。なので、極端に言えば、この制度に不満があるなら辞めるか独立するかしか選択肢がない、というくらいの雰囲気すらあったんです。
だからこそ、数値化・定量化する必要性と、このままでは自社はもちろん、業界としてなんとかしないといけないという危機感は身をもって痛感していました。

ーー その際、何かご自身で取り組まれていたことなどはありますか?

小山 様
人事評価制度の重要性には気づいていたので、独学で調べてみたり、社労士さんの無料セミナーに参加してざっくりと人事評価の設計についてお話をお伺いしたこともありました。 せっかく自分でいろいろと学んでみたので、一旦自分で人事評価制度を設計したりもしてみたのですが、いまいちしっくりこず。
結局、うまく導入することができなかったので、より専門的な方にサポートいただいたほうがいいのかなと考えるようになりました。

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数ある人事評価設計の講座の中で、OGSを選んでいただいた決め手は何でしたか?

小山 様
まず、OGSにお問い合わせさせていただくきっかけとなったのはFacebookでした。
Facebookの広告を拝見し、「定量化」ができるのではないかと思ったので、ご連絡させていただいたことが最初のアクションでしたね。

大久保
確か、当時の広告では数値化しづらい職種への「定量化」がOGSの人事評価制度の強みであることをしっかりとお伝えさせていただいていたかと思いますので、強みが伝わってよかったです。

小山 様
それから、一度大久保さんと面談させていただくことになったんですが、人事評価制度を設計するにあたっての疑問点だったり、制度設計を間違えると、逆に会社がマイナスな方向に進んでしまうんじゃないかといった不安点を相談させていただきました。

すると、大久保さんから「OGSの人事評価制度に関するコンサルティングは、どんな職種でも定量化ができるという部分であったり、設計した評価制度を自走化できるように仕組みづくりをしている」というということを伺いました。

大久保さんには、本音の部分を気軽にお話ししやすかったこと、そして、不安に思っていた「定量化」や、評価制度設計後の自走化の部分にOGSは強いということが分かったので、安心してOGSにコンサルティングをお願いしようと思いました。

大久保
そういっていただけて光栄です。
小山様は、もともと人事評価について色々とお調べされていたこともあり、本当に知識が豊富な方だなというのが第一印象でした。そんな方に、OGSを選んでいただけたことはこちらとしてもすごく嬉しかったですね!

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実際にOGSの講座を受講された感想をお聞かせください。

小山 様
ワークショップはオンラインにて参加させていただいたのですが、特に不自由なく受講することができました。また、内容に関しては自分が思っていたよりも細かい部分まで設計支援してくれるんだなというような印象を受けました。
現在、人事評価構築の終盤にさしかかっていますが、今後それを運用していくという部分もきっと大変だと思いますし、うまく導入に入っていけるように意識していくことがポイントになってくるだろうなと感じています。

大久保
そうですね。確かに導入の部分は難しいですし、そこでつまづかれる方もぶっちゃけ多いです。従業員の皆さんへの落とし方だったり、納得感をもたせるための工夫もしていただければと思います。

小山 様
従業員への共有は、意識して取り組まないといけないですよね。実際に導入するタイミングでは、従業員に対して、人事評価制度を導入する意図・意味をきちんと伝えて納得してもらえるように心がけたいと思います。

以前、OGSコミュニティにもご登壇いただきましたが、OGSコミュニティにご参加いただいた感想をお伺いしたいです。

小山 様
登壇という立場でこの前は参加させていただきましたが、参加いただいた経営者様のお役に少しでも立てていればいいな、と思っています。

大久保
その節は本当にお世話になりました。コミュニティは非常に好評で、またお話をききたい!とおっしゃっている参加者様も多かったです。
OGSコミュニティは、基本的にはOGSのコンサルティングや講座をご受講いただいた方を中心に参加いただく場なのですが、参加いただいている経営者様同士が、この場を通じて新たな学びを得ていただけるような機会をもうけたいなと考えています。
コンサルティングを単に受講して完了、というわけではなく、せっかくのご縁ですから、その後の繋がりも大切にしていきたいという思いがあります。

※OGSコミュニティは、OGSのコンサルティングやワークショップにご参加いただいた皆様どうしが交流していただき情報交換ができる場です。

小山 様
そうですね。横のつながりができるのは経営者としても非常に貴重な機会だと思っています。もし可能であれば、人事評価制度を構築中・運用中の経営者様同士が、現状の課題を共有しあえるような時間もあれば嬉しいです。
もしかすると同じような悩みを抱えていることもあるかもしれませんし、そういった繋がりを通じて、僕たち経営者がまた新たな刺激を得ることができればありがたいです。
自分が悩みを抱えていたら、ちょっと参加してみようかな、他の企業さんの事例やアドバイスを聞きに行こうかな、という気持ちにもなると思いますし、そうやってどんどんOGSコミュニティが発展していくと面白いですね。

大久保
貴重なご意見ありがとうございます!
おっしゃるとおりで、そういった経営者様同士のつながりを大切にしていただきながら、改めて人事評価制度の構築や導入の重要性を再認識いただける時間になれば幸いです。

今後、組織としてどのようなビジョンを持たれていますか?

小山 様
支店をつくる、というのはずっと目標のうちの一つでした。
まずは、人事評価制度を構築することによって、組織としての仕組みをひとつ作りたいなという風に思っています。
あと、いずれはFC展開もしていきたいとも考えていますので、そうなったときに、各店舗において、人事評価制度をはじめとした共通の基準となるものは必要になるのではないかと考えています。

大久保
支店やFC展開をされるのであれば、本部と各店舗において共有のルールや基準を定めておくことが必要不可欠になるかと思いますので、人事評価制度もお役立ていただけるかと思います。

OGSの講座は、どのような人に勧められると思いますか?

小山 様
おすすめできる職種は多岐にわたると思います。なぜなら、OGSの人事評価制度は、どのような職種でも応用がきくようなものになっているからです。その職種に応じて、設計対応ができる人事評価制度は、非常に需要があるのではないかと思います。
また、単なるテンプレートに当てはめていくような人事評価設計の仕方ではないので、初めて人事評価設計を行う経営者の方でなく、今まで人事評価制度を設計してみてうまくできなかった方、職種によって設計内容にムラがでてしまったような方にもおすすめですね。

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大久保
評価しづらい職種でも定量化して公正・公平な評価を行えることが、OGSの人事評価制度の強みのひとつでもあります。
ぜひ、これからも小山様のように定量化・数値化にお困りの経営者様のサポートをしていきたいと思っています。

編集後記

定量化が難しい職人さんの業界で、「どうせ定量化は難しい」と諦めるのではなく、業界に新たな風を吹かせようとする小山様のお話をお伺いして、本気でこの業界で働く職人さんたちの未来を考えていらっしゃるということを確信しました。
OGSも、そのサポートをし続けられる存在でありたいと改めて感じた取材でした。