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これまでやってきたこと。これからやっていきたいこと

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これまでの過去とこれからやっていきたいことを書きます。随時、更新中の記事です。
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記事一覧

雨漏り事件〜線状降水帯による大雨〜

2021年の8月中旬。線状降水帯 が発生して九州は2週間近く雨が降り続きました。 その長雨の始めの頃の出来事です。小郡では8月11日の夜から本格的に雨が降り始めました。トタン屋根にあたる激しい雨音を聞きながら翌日を迎えました。その翌日。12日の朝。同居している友人が仕事を休みにして家に残っていました。この日は大雨になるのが天気予報を見て事前に分かっていて、「大雨の中、自転車通勤で職場に行くのがめんどくさい」と言って有給休暇を申請していました。 9時を過ぎた頃、その家に残っ

田舎で出会った動物たち② ~侵入経路の推理~

2020年の夏は過ぎました。近所で2匹ほどアライグマが捕獲されたと聞いてから姿も見かけなくなりました。すっかり近所からアライグマはいなくなったと思っていました。そんな中、2021年の5月末にから小郡市に完全移住をすることになりました。それから半月弱が過ぎた6月下旬になりました。 いつも通りに布団を敷いて寝ていましたのですが、深夜3時を過ぎたことのことです。天井からカツカツカツカツと音が聞こえてきて目を覚ました。それからゴトリと音がして、今後はトットットットッという音が聞こえ

田舎で出会った動物たち① ~天井に潜んでいた動物は~

農村部で生活を始めてから都心部では、なかなか遭遇することのできない動物たちと出会いました。そんなご近所にいる人間以外の動物たちについて書いていきます。 ◇ 古民家を買って屋内の解体作業をしたりしている時でした。「なんか獣臭い匂いがする……」と感じることが多々ありました。屋内にお菓子などの食べ物を置いて帰ったことがあるのですが、数日後に来てみると、袋が破って食い散らかしていることもありました。最初の頃は「近所の猫が屋内に入ってきて荒らしているのかな」と思っていました。家の下

生活排水・雨水の排水処理について⑨~今後の工事に関して~

アースオーガで何十箇所も縦穴を掘ってみて分かったのですが、僕の土地の地層は、砂利や小石が混じった地表部があって、その次に固い土の層があります。どうやら雨水は固い土の層までは時間はかかるものの浸透できるみたいです。問題は次の粘土層のようです。この空気と接することのない灰色に粘土層が出来ているせいで、それより下の柔らかい土の層に浸透していません。アースオーガで掘ったら、数十センチ掘れば粘土層が出てきました。それより下に掘り進めるとまた柔らかい黒土の層になります。 アースオーガで

古民家の断熱対策について①〜南側に植えてある樹木の効果〜

2021年の5月29日、やっと小郡に引っ越してきました。それまで休日のたびに小郡に通っていましたが、往復一時間半の移動の時間から開放されました。一日中、小郡の家で生活するようになってから気がついたことがあります。 それは昼間の12時から14時にかけて思ったよりも家の中が涼しいことです。来客した人たちも「田舎だから涼しいね」と言っているのですが、11時台は少し暑く、12時から13時台は暑さが弱まって割と涼しく、14時台以降からは暑く、夕方の早い時間帯から割と涼しい時間が始まり

生活排水・雨水の排水処理について⑧~畑や家屋周辺の施工例~

穴に埋める瓦に関しては、土地の整備中に地中から掘り出した大量の瓦や陶器やガラスがありました。また、竈や祠や汲取式トイレの汲取口などはつり機で破壊したのですが、それらのコンクリートやモルタルやレンガの破片を処分するために、種類ごとに土嚢袋に入れて、倉庫に保管していていました。土嚢袋100袋は超えていました。これらを穴に埋めて排水対策に使うことにしました。 さらに瓦に関しては、近所の2軒が山のように古い瓦を積み上げて置いていて「いらないからあげる」と言われ、もらったものです。ち

生活排水・雨水の排水処理について⑦~ボラ土よりも籾殻の方が有効だった~

このアースオーガを使って縦穴を掘っていて気がついたのですが、穴を掘って埋める際に、最初はボラ土を使っていました。しかし、ボラ土では何回か雨が降った後に見てみると、周囲の土と混じり合ってボラ土を入れた穴は消滅してしまい、結局は排水の悪い状態に戻っていました。数週間もすると、地表を見る限りボラ土を入れていることすら分からない状態に戻っていました。試しにスコップで掘って地中部を確認するとボラ土の粒子は残っていて、全く排水性が改善されていないということはないのですが、それでも劇的に改

古民家再生で役にたった物~書籍:雑木の庭、土中環境~

僕の購入した古民家のある土地は平らで、排水先がありませんでした。雨が降るとびちょびちょになって、地面がぬかるんでしまいます。ボラ土を買ったり暗渠パイプを買ったりして排水対策をしたり、『現代農業』という雑誌を読んでアースオーガで縦穴を掘ったりと、いろいろな排水対策を試してきました。 そんな中、高田宏臣さんの書いた『これからの雑木の庭』『土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技 』という本に出会いました。 もともとは排水対策に関してインターネットで調べていた際、高田さん

写真で改修前と後を比較①~屋外編~

屋外に関しては改修ではなく開拓前と開拓後を写真で比較していきます。 まず、こちらは北側の道路の開拓前の写真です。 この藪は、当初は3人で共同所有されていました。小郡の物件を購入した際も所有者とコンタクトが取れずに、開拓ができませんでした。その後、不動産会社を経由して所有者とコンタクトが取れたので伐採の許可をもらいました。さらに所有者から土地を売りたいという話が来ました。この北側の密林のせいで冬になって道に雪が積もった際、なかなか雪が解けなくて困っていたと地元の人から聞かさ

これまでのこと~ドラマ:大豆田とわ子と3人の元夫 最終回の感想~

坂元裕二さん脚本の地上波ドラマを、「それでも生きていく」以降は欠かさずみている。どの作品も、意図せず「普通」から外れてしまった人物が感じるであろう悲喜こもごもがうまく描かれている。三者三様の「普通」からの外れ方があって、見ている方は、自分よりも大変だなー、とか、自分はまだマシだとか思いながら見ることができる。ドラマは期間が決まっていて、起承転結をその期間内にきっちり納めなくてはいけないから、恋愛して結婚してハッピーとか、夢がかなってハッピーだとかとにかく最後なにかが成就してチ

生活排水・雨水の排水処理について⑥~縦穴掘り~

ボラ土はいまいち効果が出ませんでした。これからどう対策をしていこうと考えていた矢先、定期購読している『現代農業』という雑誌の2021年3月号を見ていると「縦穴掘り」の特集が組まれていました。 エンジン式のオーガで畑にいくつか縦穴を掘って、そこに籾殻などを入れ埋めていき、地下に浸透させ排水を改善するという内容でした。 この特集を読んで「縦穴掘り」をやってみようと思い、倉庫に眠っていたハイガー産業の「アースオーガ」を出しました。 なんで「アースオーガ」なんてものが倉庫に眠っ

生活排水・雨水の排水処理について⑤~ボラ土で排水対策~

排水状態に関してですが、家屋の周囲だけでなく、南側の畑に関しても雨が降った後はぬかるんだ状態でした。また南東に、借りている畑があるのですが、その畑も同様でした。2020年の6月から8月の雨季にかけて、この借りている畑は特に酷い状態で、水がたまって一部が水没するほどでした。トマトやきゅうりなどを植えていたのですが雨の後に立ち枯れてしまいました。 こういった農地の排水対策を、以前工事をお願いした庭園業者に相談したのですが「難しい」と断れられました。農地の排水対策に関しては専門外

これまでのこと~リフォーム、リノベ 弱音をはきたくなることもある~

リノベで素敵な家が完成。「建築家の主人と、住むなら絶対鎌倉がいいなってずっと話していたんです。海もあって山もあって、、。」 っていうような、よくオシャレな雑誌に書いてあることも真実だろうけど、上二つの方も厳然たるリノベの真実。うちは当然前者寄りです。なかなか「リフォームの終わり」というのが見えない中、焦りや不安を抱えながら日々がんばっています。ふと感じたのは、これまで正直あまり良いものだと思っていなかった、世間のハウスメーカーのすごさです。なんで一、二ヶ月で家が完成できるの

生活排水・雨水の排水処理について④~庭園業者による工事の成果~

雨水による、ぬかるみが特にひどい場所を以下の図に赤で丸を付けしました。 北西の竹林に関しても、1回目のユンボを入れた後はぬかるみが酷かったのですが、2回目にユンボを入れて、その後に耕運機で耕して平らになってからは改善されました。 ユンボを入れたあと、来客者の車が3回ほど、ぬかるみにはまって動けなくなりました。そのうち2回はJAFを呼んで引き上げてもらいました。このままでは来客者に迷惑をかけてしまうため至急で対応する必要があって、家屋周辺に関しては、庭園業者さんに工事を依頼