海外アートニュース（10月16日ー31日）
アート・バーゼルの新たなフェア「Paris+」のブース、ベスト7をご紹介。新しいイベントは見どころ満載。ここでは、その中から見逃せない作品をピックアップ。
バンクシーの元恋人と名乗る女性が、バンクシーが描いたとされる未公開の初期作品6点を初公開。これらの作品は、(10月21日)から1月8日まで英国サルフォードのメディアシティで開催される「The Art of Banksy」にて公開される。
米国がロシアに科している制裁で、新興財閥(オリガルヒ)の1人、オレグ・デリパスカ氏に代わって、ニューヨークから美術品を不法に輸送し、米国の制裁逃れを手助けした英国人ビジネスマンを逮捕。
フランスのアートシーンをリードする9人のパワープレーヤー。活況を呈するアートマーケットを始め、パリのカルチャーシーンに変革をもたらすキーパーソンをご紹介。
MoMAがエド・ルシェの回顧展を開催。テキストペインティングから悪名高い「チョコレート・ルーム」まで幅広く展示。MoMAのコレクションの中でも最も象徴的な作品だが、これまで個展が開催されたことはなかった。
初代iPhoneが499ドルで発売されてから15年、未開封の初代iPhoneがLCG Auctionsを通じて39,339ドル、約80倍の価格で落札された。
美術学生を装った若者の窃盗団が、ニューヨークのローワー・イースト・サイドのギャラリーで相次いで強盗を働いている。ベティ・カニンガムやニコディム・ギャラリーなど、6つものギャラリーが狙われている。
「私たちは限界の壁を超える必要がある」。アート・バーゼルの新たなフェア「Paris+」を前に、フランソワ・ピノーコレクションのマネージャー エマ・ラヴィーンにインタビュー。私立美術館セクターがアート界を揺るがす方法とは。エマは、1万点のコレクション管理とピノーの私立美術館（３館）のマネージメントを担っている。
ルーベンスの傑作「洗礼者ヨハネの生首をもらうサロメ」が2023年1月26日にニューヨークのサザビーズによって競売にかけられる。1998年に行われたオークションで落札され、当時ルーベンスの作品としては最高額であった価格の5倍以上となる3500万ドルで落札されると専門家は推測している。
世界最大のアートギャラリー、ガゴシアンが、フランスのコングロマリット、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンに買収されるとの噂を否定。両者の取引の可能性に関する話は、市場専門家の間で広く流布しており、LVMHが、ガゴシアンへの出資を検討していることを示唆するものであった。
巨大コレクター、ロナルド・ペレルマンが、2018年に発生したハンプトン邸の火災で損傷を受けたと主張する5点の絵画の代償として、4億1000万ドルの支払いを求めて訴訟を起こした。保険会社は争う姿勢を見せている。
先月開催されたロンドン・オークションは、景気後退の兆しが見え隠れしていたため、売上が伸び悩むのではないかと心配されたが、7人のアーティストの作品が記録を更新した。
今年のワールドカップ開催が決定したカタールは、石油や天然ガスに依存した経済から脱却し、観光や文化に進出することを公言。オリエンタリズム、現代美術、そして車。文化シーンのさらなる発展のためにカタールが建設中の3つの新しい美術館を紹介。
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