資本主義が、ああだとか...

最近本屋に行くと、よく資本主義が限界だとかいう本を目にすることが多い気がする。詳しくは知らないけど、トマピケティがr>gの資本収益率は経済成長率より大きい?みたいな法則が当てはまって格差がどんどん開いていくと金持ちがさらに金持ちになっていく。つまり資本主義が発達しすぎていて、それが限界にきているということなのだろうと思う。僕は、資本家は悪で、労働者こそが至上であり、平等こそが美しいと一概に思うわけではないが、この現状をどうしたら打開できるのかを考えてみたい。

まず、現状は基本的には世界は民主主義であり、資本主義を採用していると仮定する。格差を是正するためには、金持ちからこれまで以上に納税してもらうことが必要である。しかし、すでに税を逃れるため、タックスヘイブンと呼ばれる非課税地帯に逃れる人もすでに多い。そのため増税は、もちろん経済的な意味においても、ただやみくもにできることではないし本質的な解決に導くことはできないだろう。

ここでベーシックインカムについても触れていく必要があるだろう。ベーシックインカムによって最低層を引き上げることは可能になるだろう。しかしだからと言って、格差の拡大に歯止めがかかるわけではないだろう。社会保障法の充実と最低限の生活ができればよいのであれば別であるが、、、

ほかにも考慮しなければいけないところは山ほどあるのであろう。しかし、どうにかして、本質的に格差を戻そう。縮めようとするのであれば、根底にあったもの。金持ちから貧しい人への所得の再分配という枠組み自体に頼ることをやめなければならないのかもしれないと思う。

それは資本主義でも社会主義でもベーシックインカムでもないような

何か新しいイデオロギーなんだと思う。それが今になって必要になっているんじゃないかって思う。

民主主義だって完全無欠なイデオロギーではない。

社会の変化に対応して新しいイデオロギーを生み出していくことは決してかんたんなことではないだろう。

むろん所得の再分配をせずして格差を解消するなど、既存の貨幣経済自体を否定しているようなものである。

その答えが18歳の自分に出せれば、今ではすでに、世界はもっと平和になってるだろう。

自分が生きている間にそれが必要になるんだろうと確心している

22世紀の世界では新しいイデオロギーが不可欠だ

だからこそ現状を悲観的にみるのではなく、新しい何かを模索する姿勢を大切にしたい。

これからの大学生活でも大切にしたいことの一つである。



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