モノいう株主がいく2019ノジマ
先日ノジマの株主総会に行ってまいりました。
OGAWA投資基準に対する評価
先日行ってきたノジマについて自分なりの投資基準があり、どのくらい2018年度は自分が投資していきたい、応援していきたい企業としての活動していたのかを見直して今後の評価を再考してみたいと思います。
自分なりに投資する、応援するにあたり投資基準というものを設てみています。今回はこれにどのくらいみあった企業であるのか、見ていきたいと思います。
#つながりで感動する店舗体験 ◎
私は投資基準として「元気・感動・つながり」を「体験」できる活動や取り組みができているかにビジネスの価値を見出しています。店舗ビジネスにおいてはこの体験がなくてはもはや価値すらないといってよいと思います。
2月に閉店した「TSUTAYA」跡に「くつろぎやぬくもりを感じられる」内装や、「専門性の高い」スタッフ、親子向けの体験型イベントなどで既存店との差別化を図っています。
お子様を対象に職場体験学習を実施しています。
将来の担う地域の子供たちが働く体験を通じて、
職業や仕事の実際について体験したり、スタッフやお客様と接したりすることで、勤労観や職業観を育み、進路や物事の決定に必要な能力を身に付けることができます。より店舗を身近に感じていただく地域社会の一員として、今後も様々な企画で、将来の担う子供たちの成長を応援しています。
#経済的な技術革新への投資 ◎
ノジマは家電販売のECサイト及び、ウェブサイト、WEBベースの業務システムの開発に取り組んできています。
またモバイルアプリでは店頭、ウェブでのポイントカードアプリをはじめとした、お客様向けのアプリの開発を行っています。モバイルセキュリティもイスラエルの最新技術に基づいた人工知能を活用した技術で0-day攻撃対策や危険なWifiへの接続防止などの機能で大切な企業情報を守るという最新のセキュリティソフトをご提案しています。
IoTに対する商品説明にも研修会をひらくなど良いと思います。
従業員の研修育成に時間配分できるようプライス表示を従業員の労働にならないように「電子プライス」を効率的に導入したことは評価できます。
#人材育成からの経済活性化 ◎
育成体制は申し分なく整えており採用実績も伸び続けています。
#スポーツを通じての地域元気 ◎
女子サッカーチーム「ノジマステラ」の活躍は目覚ましく、他の地域スポーツに対するスポンサー活動などにも貢献しています。
スポーツを通じた地域活性化や文化振興活動として、神奈川県内初のなでしこリーグ入りを目指し、女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」を設立。また、「ノジマ相模原ライズ(アメリカンフットボール・Xリーグ)」、「横浜DeNAベイスターズ(プロ野球)」など、地元・神奈川県のチームを中心にスポンサー契約を締結し、積極的な支援を行っています。
また、2016年4月には、ゴルフのシニアツアーの活性化と、地元・神奈川県箱根町への貢献の観点から、「ノジマチャンピオンカップ箱根シニアプロゴルフトーナメント」を主催することとしました。
スポーツを通じて、地域を、日本を元気にできるよう、様々な試みを行っていくことを宣言しておりとても好感が持てます。
ノジマステラ神奈川相模原は、赤い羽根共同募金の街頭募金活動への協力や、地元の河川敷の清掃、地域イベントへの参加等、主に地元神奈川の皆さまとのふれあいを通じた地域・社会貢献を行っております。
また、ノジマの店舗や、各地でのイベントにおいてサッカー教室を開催する等、神奈川県のサッカーの裾野を広げるための取り組みも続けております。
また、ノジマがサポートするアメリカンフットボールチーム・ノジマ相模原ライズも、相模原地区の清掃活動や地域のお祭りへの参加など、地域に根差した活動を積極的に行っております。
卓球Tリーグのスポンサーに入りタイトルパートナー就任にともない「ノジマTリーグ」と名前も変わっています。
ベイスターズの試合においてもタイトル協賛をしています。
#世界で輝ける日本をめざして ◎
2019年に入ってからシンガポールで家電・家具の小売事業を展開するCourts Asia Limited(CAL社)を約88億円で、子会社化しています。
先にカンボジアで2店舗の事業展開をしており、プノンペン日本人学校における職場体験学習の実施事業所にもなっています。
OGAWAの評価
いつも刺激を受けており、毎年思うのはこの企業と、野島社長と知り合うことができてよかったと思うことしかありません。スルガ銀行の悪い部分にばかり目が行く人が多い気がしますが、野島社長がご決断なされたならそのとおりなのでしょう。信念をもって行動したものに「陽は。また昇る」のだと信じています。今後とも応援していきます。よろしくお願いいたします。