エンリケさんという存在
最近、自分が営む横浜二俣川のOGAWAにエンリケさんの秘書と呼ばれている山崎あおいさんがご来店いたしました。ありがとうございます。
自分には5人の子供がおり小6の子は卒業し、4月から中学生となりました。次男は高2、長女が中1、次女三女が小4となり、今年と来年は小、中、高の子供を持つ保護者に復活です。人生で小中高の保護者になれる最後の2年になります。
この2年間で自分が何をするか何を残すかで、今後の自分の人生の善し悪しが決まるであろうと思っています。そのため学校行事など今まで以上に積極的に取り組む覚悟を決めています。
今年を逃したら昨年の西日本豪雨で被災した広島市安芸区に住む母のところへ忙しくて行けなくなるだろうと思い、2月に広島に行く決断をしました。
その広島に向かう乗車中の新幹線が名古屋を出たところでエンリケさんが2019年11月30日をもって夜の仕事を引退するというインスタを拝見させていただきました。
エンリケさんとは名古屋の錦にあるアールズカフェという夜のお店で働く全国規模で名の売れているキャバ嬢、キャストです。
キャバクラで働くキャストと呼ばれる女性たちのなかには法人を立ち上げている嬢もおり彼女は株式会社OGAWAの代表取締役でもありますが、二俣川にあるカラオケバーOGAWAとは一切関係ありません。
また彼女はインスタやLINEで「小川えり」と名乗っておりますが二俣川のOGAWAを経営する「小川貴之」とは一切関係ありません。
ただ共通していえることは、夜の町で湯水のようにお金をつかう共通のお客様がいるということです。
このエンリケさんはアルマンドという20万円以上する高級なシャンパンを入れてくれたお客様をインスタのストーリーという機能を使ってシャンパンを開ける瞬間を加工映像で紹介してくれます。このストーリー機能でエンリケさんが「チーム横浜」と紹介しているお客様は二俣川のOGAWAにも定期的にご来店して下さっています。
OGAWAは私一人でお店をまわしているので、うちのお店専属のキャストはおりません。そのためそのチームは関内・福富町にお勤めと思われるキャストを連れてご来店されます。やはりOGAWAでもモエやドンペリといったシャンパンを惜しげもなく言い値でいれていってくださいます。
フルート型(長細いほう)のシャンパングラスを持って来いと言われご用意すると、連れのキャストが男の気に入った受け答えをするたびに男が一万円札をそのシャンパングラスに入れていき嬢は、その万券を持ち帰るという光景もありました。
飲み方は派手で業界で「太い」と呼ばれるお客様です。エンリケさんはこのようなお客様を何人も抱えているようです。
水商売人にとって誕生日のお祝いはいくら売り上げるかがステータスとなっており生誕祭と銘打って告知することもあります。
2018年のエンリケさんの生誕祭は3日間で3億円売り上げを目標に掲げ驚異の集客力を見せつけました。
3月4日に発売した本は二俣川のくまざわ書店にも発売日に2冊入荷されていたのでそのうち1冊は自分が購入させていただきました。
1基約2000万円のシャンパンタワー。それを毎晩店内に4基用意していたようです。10段以上を4基も用意できる店舗の客席面積規模もすごいですが2000万円が4基もあればそれだけで8000万円売り上げることになります。
3晩で2億4000万円。店売りで残りの6000万円を売り上げなくてはなりませんが本人発表では2018年生誕祭の売り上げは2億5000万円だったとLINEやらインスタやらで悔しがっておりました。
ただ真相は水商売ですから水ものです。
それでもそれだけ言えてしまう影響力は見せつけてくれています。
そのあおりもうけて「チーム横浜」がエンリケさんに100万円つかってきたという話も聞きました。
その彼女が11月30日をもって引退を発表しました。さてどんなことをこれから仕掛けてくれるのでしょうか。
人生一度きり
エンリケさんの話を聞くたびに自分もまだまだいけるのではないかと夢を見させていただいてます。世の中の水商売人たちに夢を与えていただき感謝しています。
最後にどんな夢をみせてくれるのでしょう
どんと花咲かせて次の時代を支える子供たちに夢を見させてやってほしいと思います。どうか事故なく最後まで悔いなく。