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【目印を見つけるノート】876. 400年の時の流れは確かにあって

今日と明日、今私がいる町はお祭りになっています。

お城と花火です
お城は今夜からライトアップがはじまりました

『夜市』=夜店も駅周辺でたくさん出ているようです。
ただ、人が多く集まるところへは例外を除いてあまり行かないのです。控えめ😊

私はといえば、滞在も最終盤になってきましたので(今日で11/14)、片付けをぼちぼち始めています。まあ、荷物は日々収めつつ暮らしていますが、お掃除は半日かけてゆっくりやりましょうか。
今日明日はまだ回るところがいくつも残っていますので、それをして過ごします。今日は海のほうへ行きました😊

それでは、きのうの話に戻りましょうか。

きのうは、午前中神辺(かんなべ)に行きました。福山から福塩線で3つで、きのうもご紹介した井原鉄道の始発駅でもあります。
こちらは、福山藩ができる前の、備後の中心でした。神辺城というお城がありました。
中世から街道が通っていて、人が賑やかに行き交うところでした。

福山城ができて中心地は南に行きましたけれど、神辺には陣屋が置かれて参勤交代の大名の宿場になっていました。交通の要衝の機能を残したのですね。道を歩いていると、「ああ、ここは昔からある街道だなあ」と眺めてしまいます。建物もそうですね。

私の目的は神辺城趾です。福山城を建てるときにこちらの資材を利用したので、神辺の城じたいは残っていません。山の麓には天別豊姫神社があります。豊姫さまというと前日のお参りを思い出します。それなりにありますが石段登り、やってみました。

緑が濃いですね

お参りをして脇を見ると、城趾への案内が。道を見ると……登りはできそうですが、下りは半月板的に無理そうです。くーっと思いつつ、下りました。

うちの近くの小山で練習しようかな。

あと、どうしても川が見たかったので高屋川のほとりに出てみました。

いいなあ。

お昼には福山に戻って、また講演会を聴講しました。こちらです。

福山商工会議所女性部主催、水野宗家当主の水野勝之さんの講演です。ごく平易にいうなら、水野勝成さんのご子孫です。
水野さんのお名前はだいぶ前から拝見して存じておりました。私が資料として読んでいた本に序文を寄せられていたり、加藤清正についてのご著書もあり、拝読いたしました。ですので、ぜひ遠くからでもお目にかかってみたかったのです。
講演会では水野家の女性ということで家康の母於大、勝成のふたりの妻からご自身のお祖母さま、お母様のこともお話されていました。

終始穏やかな調子でお話をされていましたし、オープンであらゆることに通暁されていて、若輩者が申し上げる表現としてどうかと思うのですが、器がとても大きな方だと感じました。

たいへん興味深かったのは、
会場に藤井さんも三村さんも、要は勝成公の妻(の一族)の末裔がいらっしゃったことです。そのような会もずっとあるということですので、珍しくはないのでしょうが、縁の濃さを感じました。
かくいう私は完全な門外漢、よそもので、しいていえば義理の伯母の実家が備後の国衆の出だということぐらいです。それも小説を書いていくうちに判明したという😅

そのように門外漢だからこそ、興味深く感じるのでしょうか。小説に書いた方々の末裔の皆さまが和やかに話している場面に居られるなんて、僥倖以外の何ものでもありません。

聴講できて嬉しかったです。
ありがとうございます。

この期間の目的地は近隣をもう少し回れば上がりになります。
当初想定していた場所をすべて回れたかというと、欲張るならもうちょっとかなという気もします。

まあ、まとめは後日しますが、夏の終わりの雰囲気を感じているところです。
今日明日はしつこく宣伝しておきましょう。
福山城を築き、町を開いた水野勝成の放浪時代を中心にして、番外編なども掲載しています。

(小説ですのでフィクションがあります)

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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