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【目印を見つけるノート】146. ジェームス・ブラウンのCDを渋谷WAVEで

きょうはnoteのお題になっている、『はじめて買ったCD』のことを書きますね。LPではなくて、CDですね。メモメモ。

2枚を一緒に買いました。
どこでしたか。今はない渋谷WAVEだったかと。

きょうはそのうちの1枚のことを。
もう1枚も書きたいのですけれど……いつか機会がありましたら。

そのうちの1枚は、
JAMES BROWN『THE CD OF JB』です。
1989年でした。

もともと、LPレコードとかカセットを買っていましたので、こちらが初めての『音盤』ではないということだけお伝えさせてください。初めて買ったLPはABBAの『グレーテストヒッツVol.2』でした。えへへ。

JBはどうして買ったのでしたっけ? 自問自答。

当時はクラブが一般的になってきた頃で、JAMES BROWNはDJの定番モチーフだったと思います。HIPHOPの方もお好きですよね。
あと、JAGATARAとかファンク系のグループが根っこを張っていました。近田春夫さんのビブラストーンは有名ですね。あと、JAMES BROWNが好きといえば、ということでSUPER BADも結構見に行きました。JB愛に溢れていましたね。この辺りまでの自分の所有形態はレコードでした。

当時のシーンに敬意を表して、『SUPER BAD』です。アルバムと違うバージョンですね(長めの)。

そういえば渋谷のINKSTICKのイベントで、田島貴男さんが隣に立っていたことがありました。回想。

私っていっとき渋谷系だったのかな。うふ。
いや、クラブクアトロ、もしくは渋谷公会堂系でした。その頃にザ・ブルーハーツも渋公で見ました。マーシーのファンでしたねえ……やっぱりギター。『チェインギャング』や『ラインを越えて』や『青空』をよく弾き語っていました。

そういう雰囲気だったということです。

JAMES BROWNのレコードは持っていなかったので、CDで買おうと思ったのです。
彼はキャリアが長い。ソウルとファンクの『帝王』あるいは『ゴッドファザー』です。オリジナル盤もたくさん、ベスト盤もたくさん出ています。

この、地味な(失礼!)輸入のベスト盤、最初からこれを買おうと決めていました。うろ覚えなのですが、確かどこかで「選曲がいい」と書かれていたような……レビューを見て決めたのです。

確かにいい組み合わせでした。1950年代から70年代までうまく網羅しているのではないでしょうか。
もともとは『Sex Machine』、『Living In America』など誰でも聴いたことのあるナンバーしか知らなかったので、目からウロコでした。カッコいいぞ!ソウルとファンクはもう分かるぞ!と強気になりました(えー💧)。

その後もJBの曲は結構覚えましたが、ここが第一歩でよかったです。けっこう後、JBのバンドのメンバーのメイシオ・パーカー(Sax)の来日公演も見に行きました。なぜか御大は見ていないので、不思議です。

さて、このCD、音が初期のものという感じではありますが、そもそもハイスペックな機器を持っていないのでした(後述)。

〈収録曲〉

Doing It To Death
Super Bad
Soul Power
Think
It's A Man's World
Try Me (I Need You)
Bewildered
Out Of Sight
I Got You
Prisoner Of Love
I Got The Feelin'
Maybe The Last Time
Licking Stick-Licking Stick
Mother Popcorn
Papa's Get A Brand New Bag
Sex Machine
The Payback
Please, Please, Please

いいベストアルバムでした。
このアルバムのバージョンと異なりますが、『THINK』を。

ウィスコンシン州の事態がこれ以上ひどくなりませんように。
祈りを込めて。


⚫実は機器がなかった話

この3年前、1986年頃からCDは爆発的に普及するようになったと記憶していますが、CDプレーヤーを持っていなかったのでソフトも買っていませんでした。

そして1989年、知人にCDプレイヤーを譲ってもらいました。プレーヤー単体でDVDデッキと同じぐらい大きい。まだ走りの頃のものですね。スピーカーは別です。

さて、「スピーカーがない。どうしよう」と思って、試しにギターアンプに差してみました。オレンジ色のカールコードで。

ちゃんと聴こえました。

当たり前だと思われるかもしれませんが、けっこうドキドキしました。
真空管のギターアンプで聴くのってなかなか渋いなぁ、と悦に入っていました。ギターの時とは打って変わってクリアな音でしたよ。もちろん、専用のスピーカーではないので再現性にはかなり難があったと思います。

従来のレコードプレーヤーも併用していますが、2枚のCDはこの変則的な形で年を越すまでずっと繰り返し聴いていたと思います。
平成元年の暮れでした。

今はメーカーを問わなければ数千円で買えますね。スピーカーもある。レコードプレーヤーのほうが高いかもしれません。
面白いなあと思います。

⚫お籠りクラフトとばら

チェコのお花のビーズで組んだネックレスとブレスレットです。お揃いですね。
ちょっとレトロな感じが、夏の終わりには似合いますね。

よく育ったなあ。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

追伸 もう少しの間、遠くにはいけないようです。
   遠いなあ……。

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