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【目印を見つけるノート】367. わたしの花をください

きのうのお散歩でもまた大量に写真を撮ってしまったのですが、地植えのフリージア、「あんまり見ないかも」とついつい📱

フリージアはずっと、とても好きです。
派手な姿ではないけれど、本当に爽やかでいい香り。白や黄色の花は特に匂い立ちます。

今私がメインで使っているのはクチナシ(ガーデニア)や芍薬(ピオニー)の香りのトワレですが、20代の頃はフリージアの香りをずっと探していました。

その当時、フリージアベースの香りで有名だったのは『アントニアズ・フラワーズ』でした。確か、サザビーズでしか売っていなくて新宿に買いに行った記憶があります。

フリージアの花言葉は「無邪気」だそうですが、買ったオーデパルファムは愛らしい女性のイメージで、「ボーイッシュな私にはちょっと合わないのかな」と思ってたまに付けるようにしていました。

メインはグリーン系だったのかな。
愛らしい女性的なものなら、たまに付けられますけれど、
オンナ、という感じはダメでした。
オリエンタル系とか流行っていましたね。

それより前の香水は、ひとつの花の香りをベースにしているものが多かったように思います。最も高級な名香、ジャン・パトウの『ジョイ』はバラが立っていた。さわやかなスズランがメインの『ディオリッシモ』(クリスチャン・ディオール)もありました。
もうそれらの香りも変わっているかもしれませんね。

今は複雑な香りが中心です。
トップノート(付けたとき)、
ミドルノート(~1時間)、
ラストノート(~3時間)という香りの段階があって、すべてが異なる香りで作られています。

使ってみたのですが、ノートの違いを感じる以前に「甘すぎる」、「ツンとくる」というものもありますね。さわやかな花の香りが好きなのはずっと変わらないので、まだ探求が続いています。

それで、フリージアのトワレをまた見てみたのです。
いろいろあるんだ👀‼️

http://kosuijoho.com/freesia-perfumes

http://kosuijoho.com/freesia-fragrances

今も私は花の香りが好きで、フリージアを通り越してしまったけれど、これだけたくさんの香水が出ていれば、今の私に似合うものがあるのかもしれないと思います。

あの頃は似合わなかったけれど、
今の私に似合うもの。

それは香水だけではないのですが、そのようなものを少しずつ選んでいきたいと思っています。

今日の1曲はだいぶ前の曲ですね。
THE CONSOLERS『Give Me My Flowers』

THE CONSOLERSは1950~60年代に活躍したフロリダ出身、ゴスペルの夫婦デュオです。といいますか、日本語の情報が検索しても出てきません。
しみじみ聴けるいい曲なのですけれど😅

私は「検索しても出てこない」ということがらが大好きです。
宝物を見つけたような気分になります。
検索しても出てこないものを
もっと探そうっと。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽


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