【目印を見つけるノート】704. ブルームズベリーのようなグループはいいなと思います
今日は寒かったですね。
国際女性デーです。
興味深いポスターたちを見つけました。
BBC『英女性参政権100年 当時のポスターが描く女性たちの怒り』(2018年の記事です)
成人の国民ならば誰でも、国や自治体を運営する人を選ぶことができる。それはとても大切な権利です。でもどの国でも、『普通選挙』と呼ばれるようになっても、女性はそれを持つことがなかなかできなかったのです。
チャーティスト運動とか女性参政権とか単語で埋めてもいいのですが、
単純に、
もっと単純に、
今私が普通に持っている環境を、ひいおばあちゃんは持っていませんでした。タフなひいおばあちゃんでしたけれど😄
今の環境があるのは、それを求める運動があったからこそなのです。スルスルッと受け取れたわけではありません。
記事の話に戻ります。
ブルームズベリー・グループの一員だったダンカン・グラントもポスターを描いていたのですね。
ブルームズベリー・グループはケインズやヴァージニア・ウルフ、リットン・ストレイチーがいた、何と言ったらいいのでしょう……クラブ? グループ? 検索してみると、組織とかサークルとかいろいろ表現があるようです。
かたちの元は社交クラブだったのだろうと思います。紳士録に出るような名士たちによるメンバー限定の集まり。
ブルームズベリー・グループは社交クラブではなくて、メンバーがおのおの別々の活動をしつつ、柔軟に集まっていたところに特色があるでしょう。経済学者、作家、画家と……人間同士ですから軋轢もあったでしょう。それでもこのようなかたちにずっと憧れを抱いています。見方によっては文化的な梁山泊ともいえます。梁山泊をサロンと解釈したら怒られそうですけれど。
そのような、有機的に知性や感性を磨きあう集まりに入ってみたいなあって、ずっと願っています。
ここでは共通の目的を持つクラブか、師匠と弟子のような集まりになりやすいように観察します。
バラバラのことをしていて、それぞれの道を行くけれど、何か大切なものが通じている。そのようなかたちがいいなと思います。
あ、『南総里見八犬伝』の8人はそのような感じですね。滝沢馬琴は『水滸伝』に心酔していたのかもしれません。うーん🤔していたと思う。
脱線しました。
そのような背景もあるということです。
⚫
アクセサリーのパッケージができました。文字をいろいろ入れるとごちゃごちゃしてしまうので、ごくごくシンプルにしました。明日辺りからお店に持っていこうかなと思っています。
売上は寄付しますが、なくても🎀
これからいったん切り替えて『オデュッセイア』にかかります。
みなさま、どうかご無事で。
今日はこちらです。
Uriah Heep『Look At Yourself』
この曲とあと1曲ぐらいしか今日は思い浮かばないのです。1970年代のハードロックで、とても懐かしい曲なのですけれど。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 がんばってください💪
おやすみなさい。