【目印を見つけるノート】392. 今だから聴きたい『ジュークボックス・ヒーロー』

この前盛り上がって、「エレクトリックギターのこの音が好き」というのを書いてみましたが、しくじった。
いまだにハードロックの名曲の数々が頭の中でぐわんぐわんと鳴り続けています🎵🎵

このジャンルはレスポールの人、多いですね。
ハードロックの次はオルタナティブとかジャズとかブルースがあるのに、進まないのです。
少しほとぼりをさまそう。

20代以降好きなのはまたね、ぜんぜん違いますし😉

⚫ジュークボックス・ヒーロー

そんな中で、私が心惹かれた曲がありました。当時は他の大ヒット曲（ビルボードで１位になりました）にちょっとだけ隠れてしまって。
それより、10代の時からこの曲が好きでした。

当時はポップでドラマティックなロックは『産業ロック』なんて呼ばれていましたね。
それとはちょっと違うぞって思っていました。


その曲を取り上げます。
まずは曲を引用して、意訳を。

FOREIGNER『Juke Box Hero』

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Juke Box Hero

雨の中で立ち尽くして、うなだれる
チケットはもうソールドアウト

客の大歓声がうねるように響く
少年は頭の中でそのシーンを描く
ホールの外壁に耳をくっつけて
それとは違う　遠い叫びを聞く
それはたったひとつの
ギターの音だ
少年は　ぶっ飛ばされる
チカチカと星が飛び回って
次の日に 中古専門店で
くたびれた６弦を
手にいれた
弾きかたなんか分からないけど
「これだ」って思ったんだ

たったひとつのギターは
少年の手にしっくり馴染んだ
自分のものにするのに
時間はかからない
たったひとつのギターを
低い位置にぶらさげる
たったひとつの
行きたいところへの
片道切符だった

そして彼はロックに飛び込んだ
もうぜったいに　止まらない
ロックし続けるんだ
いつか　天辺に立つまで

ジュークボックスの英雄になる
瞳に星を輝かせて
ひとつのギターをたずさえた
彼はジュークボックスの英雄

瞳に星が輝く
ジュークボックスの英雄
瞳に星が輝く
ジュークボックスの英雄
今夜もステージで熱く弾くんだ


名前も覚えていない街に激しい雨が降る
バックステージのドアで
彼はかつての自分の影と
すれ違うように思えた
あの雨の日
過去への旅をしているようだった
そして　たったひとつのギターが
彼の人生をまるごと変えたんだ

いま　彼はロックし続けなきゃいけない
止まることなんかできない
ロックし続けるんだ
あの時の少年はやり続けるんだ
そして天辺のまんまでいるんだ

そして　ジュークボックスの英雄になる
瞳に星をいだいて
彼はジュークボックスの英雄
瞳に星をいだいて
そう　ジュークボックスの英雄
瞳に星をいだいて
たったひとつのギターで
瞳に星をいだいて
彼はやってくるだろう
今夜　彼はやってくる

そう　彼はやり続けているぜ
もう止められないんだ
ロックし続けるんだ
あの日の少年が天辺にい続けるために

そして　ジュークボックスの英雄になる
瞳に星をいだいて
彼はジュークボックスの英雄
瞳に星をいだいて
そう　ジュークボックスの英雄
瞳に星をいだいて
たったひとつのギターで
瞳に星をいだいて
ジュークボックスの英雄
星を　星を
瞳に星をいだいて
星をいだいて

Songwriters: GRAMM, LOU / JONES, MICHAEL LESLIE
（意訳さわ）

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この曲はフォリナーのライブ会場の外で雨の降るなか５時間待っていたファンの少年の姿から生まれました。
ギターのミック・ジョーンズが彼を見つけたとき、自分のかつての姿を思いだしたんですね。
そして、少年をバックステージに招いてあげたそうです。そして、感動している少年がこの後どう成長していくのかも想像して、この曲を作ったのです。

エピソードは記事に出ています。その少年を探している記事です。なんて素敵。
https://www.barks.jp/news/?id=1000163798

この曲はFEN（現在のAFN）でもよくかかっていました。そのときは何気に聴いていたのですが、改めて聴いてみると本当に新鮮でした。
緩急がドラマティック、本当に静かに始まって、リズムも裏取っていたりします。ギャンギャンギターを入れてもいいぐらいですがそんなことはしません。「Guitar」という言葉が来るまでギターは入らない。そして、サビもワシャワシャしたりしない。ジャーンと一回だけ入れて、あとはシンプルだけどきれいなリフ。
よく考えて作った曲なのだなということがわかります。

あ、ジュークボックスってご存じですか。前世紀末の日本ではボウリング場によくありましたけれど、中にレコードや音源を搭載した機械で、小銭を入れると音楽が流れるのです。新しいものはMVが流れました。
私はボウリング場でOASISの『You Know What I Mean』をよくかけていました。

もとい、
私もライブで、たくさん素敵な体験をしています。泣いてしまったことも一度や二度ではありません。ギタリストになるという片道切符はありませんでしたが、演奏する人への思いは少年には負けないと思います。
この曲のエピソード、演奏する側の人もオーディエンスに思いを持っていることが分かりました。
ひとごとながらすごく嬉しいです。

今はライブも延期や中止になったりして、ややもするとへこみがちになります。見る側もそうですが、演奏者はもっとたいへんです。お仕事ですもの。

でも、このような熱い何か、感動する何かは決して消えたりしないと思うのです。

私はそう信じています。
幸せと愛しい気持ちをくれて、いつもありがとう。
折れそうな時期ですが、生きていきましょう。
ALIVE！

⚫けさのばら

きょうは単純に１番目から６番目までお出ししましょう。雨上がりのばらはきれいでいい匂いです✨

１番目。

２番目。

３番目。

４番目。

５番目。

６番目。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

追伸　♪君が僕を知ってる～と歌われたら、♪私があなたを知ってる～と応えます😉

追伸２　福山ばら祭の写真募集に応募してみました😉
5月が楽しみです。