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【目印を見つけるノート】1769. 夜にはいろいろな使い道があって

Black CrowesもSNSでZeppelinのドキュメンタリー映画を紹介していたので、ちょっと安心しました。私一人ではしゃいでいるような気分にもなりますので。「あ、同輩がいる」という安心感です。

きのうはのんびりと過ごしていたのですが、試しにと思って夜、閉館間近の図書館に行ってみたのです。最寄りの図書館は21:00までやっています。そこは駅ビルの中でスタバが併設していて(だからかは分かりませんが)、いつもたいへん混んでいますのでピークを避けたかったというのが大きな理由です。

いろいろな図書館に行きますが、決して最寄りを軽く見ているわけではありません。郷土資料の開架は多くないものの、必要十分に揃っています。ここでなら気楽に手に取れるという一次資料や地勢の資料を目当てに行き、30分ほど見てきました。そして、一次資料の必要部分をコピー。地勢の資料は大きくて、借りて帰るには重すぎる。どこをコピーするのかだけ見当をつけ始めたら、もう閉館の音楽が流れてきました。
もう少し早く来た方がいいようです。
でも、駅ビルのスーパーのお総菜が軒並み半額で、キャー😆いいですね。

新たに1冊、『叢書・日本の思想家30 松崎慊堂・安井息軒』(明徳出版社)を借りて読んでいます。前者の読みは「まつざき・こうどう」です。幕末の儒者で熊本・宮崎出身の方と知って、横井小楠さんを思い出したりもしたので。『慊堂日暦』という日記も書かれていますね。

ざっと読んだだけですが、松崎さんは天下の大事の前、安井さんは維新に出くわします。鷹揚な空気がまだある前者に対し、後者はひりひりとした時期に遭遇しています。ほんの少しの違いですが、学者としてどう対峙したかという視点で見るのも面白いと思いました。学問を一心不乱に極めるか、社会に警鐘を鳴らすか、変わっていく世をどう評価するのかetc……それは現代にもいえることでしょう。
何より、
松崎さんも安井さんも学者である以前に人間です。学者だから学の有りようや社会への貢献度さえ見ておけばそれでいいとは思っていません。もちろん、学のありようを見るのが前提になりますけれど。エピソードの数々は人間臭いなといい意味で思います。

この本1冊だけでも、儒学者さんの名前がたくさん出てきます。『江戸の学者さんノート』は最近項目を増やしていませんが、また書き写さなければ。

それでは、今日の曲です。
Jonni Mitchell『Chelsea Morning』

ずっとずっと憧れだったニューヨークのチェルシーホテルが2022年に再開しているようです。日本語でそのいきさつを書いているものが見つけられませんので、何とも思うことを書くのができないのです。サヴォイホテルの系列で似たような名前のホテル(高級)もあったりします。

行ってみたいな、というのがとどのつまりなのですが。

確かなことがいえない、というのは万事につけそうなのかもしれません。それでも、「あわいを楽しむ」ことができるといいなと思います。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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