【目印を見つけるノート】713. 希望のことばを創った人
ご近所のあんずの花がどんどん咲いています。実がなったらジャムにされるということでした。
きのうの夜はびっくりしました。揺れももちろんなのですが、どちらかというと警報の方に。いったん外に出ていたのですが、ご近所の方も幾人か出ていらっしゃっていて、話をしていました。うちの方では停電しませんでしたが、今朝聞いた話だと1kmほど離れたところではしていたそうです。
満月に近づく月が、くっきりと見えました。ああ、明日ですね。
少し離れたところにいる友人がすぐに無事を知らせてくれて、心底ホッとして、すぐに寝つきました。
揺れの大きかった地域の皆さまにお見舞い申し上げます。
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4月でほぼ毎日noteは2年になります。
(1日だけ日付変更線をほんの少し越えました😅カウントは日数通りです)
毎日の記録であるとか、その折々にテーマだと思うことについて書いていますが、そもそもひとつのことをじっくりと書くよりは、いろいろなことを取り上げて、やや抽象的に思ったことに繋げるようにしています。
毎週ほぼ水曜日に小説を更新するのも並行していますので、水曜日は遅くなってしまいますけれど。その小説『16世紀のオデュッセイア』の方は公開して今年でまる5年、えーと、あと30,000字で150万字になりますね(余白や改行を加えたら越えているかもしれません)。ひとつの小説でそれだけの長さを書くのは初めてですので、長けていないところはありますが、取りかかったことですので時間がかかっても完遂しようと思っています。
実は、最終話だけ、もう書いてあります😅
その時には何文字になっているか、本当に楽しみです❤️
えと、ちょっとおそろしいです😅
この項目はエッセイでもあり、日記でもあります。いつも付けている【目印を見つけるノート】は施政方針的な付箋でしょうか😊
そうか、二つを足してEsseloggiと名付けようかな。今日からタグに付け
ておきます😊
実はザメンホフさんほどではないですが、プチ造語するのも好きです。アクセサリーのレーベルにしているFlorangeもそのような感じです。
フランスの町でほぼ同じところはありましたが😅
おしゃれだな。
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思い出したので置いておきます。
ザメンホフさんはエスペラント語を創った方ですが、どうして世界共通の言語を作ろうと思ったのかご存じですか。
ザメンホフさんはポーランドの出身ですが、ポーランドは歴史的に長く他の国の介入・侵攻を受けることが多かったのです。そのこともあって、いろいろなバックグラウンドを持つ人々が集まっていました。ザメンホフさんが過ごしたコミュニティでも言葉によって4つのかたまりに分かれていました。それが『個性』となれば望ましいのですが、差別や排斥のもとになりました。
民族とか言語の構成員が云々と優位に立とうとする側が言い出すとロクなことはありません。
そこでザメンホフさんは共通の言語を作ろうと思い立って学生の頃から地道に「ことば」を作っていきました。すごい熱意です。
それは、世界とか平和とか平等という抽象的な概念に具体的にアプローチしたものだと私は考えています。
具体的にしようと思う心が創った。
日本エスペラント協会のサイトより、ザメンホフさんのプロフィール
エスペラント語、エスペラントは「希望(する)人」という意味だそうです。希望の言葉、いいなって思います。
今はーー別の用途ですがーースタンダードになった世界の共通言語がありますね。
コンピュータのプログラム言語です。
種類はたくさんありますが、用途以外の仕切りはありません。C言語かJavaかPythonか……さっぱり分からないのに書くのは危険だな、それは道具としての選択だろうと受け止めています。それぞれが個としてさっくり独立している風なのもいいなと思います。人の使い方によってはいかんともしがたいですが。
ザメンホフさんはコンピュータ言語のことを知ったら、どのような感慨を持たれるかしら。
そして今日もHTMLに仲良く遊んでもらう私でした。明日もがっつりです。
今日はこちらの曲です。
Radiohead『Just』
気分はこのような感じです。
抽象的です。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽