【目印を見つけるノート】51. 占いよりきみが欲しいよ
きのうは5回、救急車の音が聞こえました。
久しぶりに太陽を見ましたね。
けさもいい天気です。
けさ、『ハンドメイドアクセサリーのギャラリー3』を出しています。これまで作ったものをまとめた第3弾、よろしければ。
Bob Dylanさま、お誕生日おめでとうございます。
アジアの片隅にて、『I WANT YOU』を口ずさんでいます。新曲もありがとうございます。
⚫「分かる」こと
こういうことを書くと誤解を招くかもしれませんが、占いとかスピリチュアルではありません。
人をしばらく見ていると、何となく自分の相手に対する印象が固まります。それはどなたでもそうでしょう。
それを他の人に言うと、「えー、そういう人じゃないよ」としばしば否定されます。要は、他の人が持つのとまったく違う印象を持つのです。そしてまた、しばらく経つと、自分の印象のままでいいのだと思うようになります。
あ、恋愛感情があるとこのレンズはフィルターがかかるかもしれません。そこはバグというか弱点です(笑)。
例えば、周りではぶっきらぼうで頑固だと定評のある人がいたとします。例ですよ、特定の誰かではありません。でも、私から見ると人のために何かすることを厭わない優しい人だったりするのです。
ギャップが大きければ大きいほど、その人が実際に疲れているのを何度も目にしました。そこでまあ、おせっかいに話しかけたり、メッセージを送ったりするのです。
何も言わなくてもその趣旨を理解して受け止めてくれる人もいれば、ストーカーが来たばりに遮断する人もいます。あからさまに態度に出さなくても、それもすぐ分かります。ですので、場合によってはかなり距離を取ってたまに見るだけにしています。
おせっかいでしょう(苦笑)。
でも、そういうことが必要な場合もあるようです。「分かる」というのはそういうときに使える道具なのですね。
⚫さて、占いのジャンルに
街の占い師さんにはほとんど行きません。占い師になろうと思ったことがあるぐらいですので、だいたいどのようなことを言われるか分かるからです。タロットも銘柄を見てしまったり、完全に同業者目線です(苦笑)。
ただ、雑誌や本やネットに出している方でしたら結構追ったりしています。えーと、しいたけさん、ジーニーさん、石井ゆかりさん、鏡リュウジさんでしょうか。
しいたけさん、ジーニーさんは流れを文章で表すことにとても長けていると思います。お二方の週のコメントはハッと目を覚まされるようなところが多々あって、繰り返し読んだりしています。前向きな言葉を生み出す方々だと思います。
石井ゆかりさんは、それをさらに日々大量に生み出すという、驚異的な方です。この方の書く文章量を見たら、100万字書いたとか何の自慢にもなりません。
石井さんは特に、星の動きを何かにたとえるのにたいへん長けていると思います。よくコメントのあとに、「どんなだ」と付けていらっしゃいますが、いやいや、的確だと思います。
占いでない著書『愛する力』(幻冬舎)は耽溺するほど読みました。
小説家になってもいいぐらいです。
でも人々に星のメッセージを送り続けるのがお役目なのですよね。
鏡リュウジさんはアカデミックな視点を持って、占星術の枠をグググググっと広げ続けている方だと思います。鏡さんがフォローしている範囲はとても広くて、占星術はもちろん、タロット関係は翻訳を含めて多数ありますし、ルノルマンもありましたし、ビブリオマンシー(本を開いて占う)も、魔女のことも研究されるなど海外の事情にもたいへん通じていらっしゃいます。
それを難しくなく、平易に紹介されているのが本当に素晴らしいと思います。
「私の今日の運勢は……」というのをはるかに超えていらっしゃるのです。
⚫サイン会で……
鏡リュウジさんのサイン会に、子どもを連れて伺ったことがありました。
『タロットワークブック あなたの運命を変える12の方法』(メアリー・K・グリーア著)という本の邦訳版のサイン会でした。
何か私の番で突発事があって、えーと、下の子どもが椅子からひっくり返ったり、鏡さんの銀色のマジックが出なくなって出版社の方が代わりを探しに行ったり。私ひとりにたくさん時間を取ってしまいました。すみません。
幸運にも?少し時間をいただけてしまったので、つい、
「いつも先進的なことをされているのですね」とお伝えしました。
すると、鏡さんは、
「月が牡羊座ですから」と答えてくださいました。
ストンと落ちました。
素敵なことでした。
⚫ばらとラベンダー
お籠りクラフトは今日はお休みです。
『ハンドメイドアクセサリーのギャラリー3』で力尽きました。
ばらとラベンダーに水をあげました。
おひさまをたんとあびてね。
それではまた、ごひいきに。
おがたさわ
(尾方佐羽)