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わたしの幸せな結婚 アニメ2期15&16話の感想/ほどよく盛られた●●シーンに感動♪

ほど※ネタバレ注意
当方は、原作を何度も読み込んでいるかなりディープなファンですので、
その点ご了承ください。<(_ _)>
 

15話のサブタイトルは「新たな試練」


冒頭から、芙由によるあからさまな嫌がらせが幕を開けます。
芙由は美世のことを久堂家の嫁にふさわしくないと思い、追い出そうと
します。使用人のお仕着せに着替えて、使用人と同じ仕事をしろと命じ
られる美世。

芙由の指示で、使用人のお仕着せに着替えて、庭の掃き掃除をする美世。


大方の話の流れは同じだけど、やはり原作とは違ってますね。上手く話
の筋を変えずにコンパクトにまとめてあります。
 
特に、原作でのシガールームで正清と清霞、親子二人での語らう場面を
省いて、代わりにナエと美世の会話に正清が加わり、芙由の仕打ちを
詫びると同時に、そうならざるを得なかった久堂家の事情を話して聞か
せるという演出は良かったと思います。
 
清霞の廃屋調査&戦闘シーンもかなり簡略化されてました。その分、
清霞が屋敷へ帰還後の二人の語らい~例の毛布に二人一緒にくるまっ
て暖をとるシーンがとても雰囲気が出てました♪ 
こういう二人の超重要で大事なシーンがちゃんと描かれているとファン
としても非常に嬉しいですね。

清霞の母・芙由との関係改善のために、もう少し黙って見守っていてほしいとお願いする美世。

「だめだと言ったら、あきらめてくれるのか?」
個人的には、この清霞のちょっぴり拗ねたようなセリフを界人さんの
あのお声で、あの魅惑のバリトンボイスで聴けたことが嬉しい限りです♪
(* ̄▽ ̄*)萌え~ 
界人さんといえば、『ハイキュー!!』の影山クンしか存じ上げてませんで
したが、これほど素敵な王子様ボイスで魅了してくださるとは・・めちゃ
めちゃテンション爆上がりです❤
 
あと視覚的には、美世さんのお仕着せがメイド服仕様で、とても可愛らし
かったこと❤❤ (清霞に見てもらえなかったのが残念でしたが・・)
芙由さんにしろ、やはり清霞の母親だけあって、顔立ちも立ち居振る舞い
もとても優雅で綺麗だし、なによりキャストの井上さんの声がとても素敵でした。(*^.^*) ほうっ
ご本人も感情的になり過ぎないさじ加減が難しかったように言われてまし
たけど、威厳と気品を保ちつつ上流階級の貴婦人らしさがかもし出されて
いて、とても素晴らしかったです。
 
そして、終盤。鬼に襲われた村人が屋敷に助けを求めに来て、美世が自分に異能があることを芙由に明かし、この方を助ける宣言をして~いよいよこの
嫁姑対決の転機ともいうべき展開へなってゆきます。o(^-^)o ワクワク

16話のサブタイトルは「異能心教と鬼」


清霞の手助けとなるべく、まだ制御もおぼつかない夢見の異能を一人で
なんとか使おうとしていた美世の元へ新がやってきて、いったんやめさ
せます。
美世が薄刃の名を出したときにはまったく本気にしなかった芙由でした
が、新まで登場し、薄刃姓を堂々と名乗ったことでようやく信じてもら
えたようで、得意の交渉術であっさり芙由を丸め込む新には感心しきり
でした。(笑)

得意の交渉術で、いとも容易く芙由を丸め込んでしまう薄刃新


 この16話で感心したのは、原作小説では別々の場所で戦っていた清霞と
正清の二人を同じ場所で同時にそれぞれ違う相手と交戦させたところ
ですかね。場所と時間の節約になって一石二鳥な演出でした。
 
同じ場所で戦うことで、正清氏の家督は譲りはしたけど、まだまだ息子
には全然負けてない自負とか、少しお茶目な一面も伺えて良かったかな⁈ 
パパの方は、原作でもひどく掴みどころのない飄々ひょうひょうとした印象なんです
よね。出番は少ないながらも非常に存在感のある難しい役どころをベテ
ラン声優の置鮎さんが危なげなく演じられていて素敵でした。(*^^*)
 
美世の方も新に見守られながら、再び村人の精神世界に入り込み、鬼の
脅威を退け、無事に彼の意識を回復させることに成功。彼の母親に感謝
されます。

互いの無事を喜び、ひしと抱き合う二人。

 そして、戦闘を終え戻ってきた清霞と互いの無事を喜び、ひしと抱き合う
二人。
その後、お邪魔虫・新の存在に気づいた清霞のツッコミに、新が堯人 たかいひと様の
命で来たことを告げ、清霞が敵の首魁の名を出したことで全ての糸がつな
がってゆく
ことに。
 
甘水 うすいが亡き母の婚約者候補だったと聞かされ、自分もまた無関係ではない
ことを知り動揺する美世に清霞は慰めの言葉をかけ、その後のシーンが
息を飲むほど綺麗で見とれてしまいました。・:*:・(*´▽`*)うっとり・:*:・ 本当に素敵な音楽と演出で、この上なく叙情的な名シーンだったと思い
ます♪

バルコニーで「寒くないか?」と自分の上着を美世に着せかけ、慰めの言葉をかける清霞。


 翌朝、眠れないまま一夜を過ごし、布団の中でいつまでも悶え続ける
美世さんが可愛すぎます❤
 
そして、例によってへそ曲がりでアマノジャクな性格のせいで、とてつ
もなくわかりづらい物言いで、美世に贈り物のリボンを渡す芙由。
昨日村人を救う為に美世が示した決死の覚悟は、確かに芙由にも伝わっ
ていたのでした。
 
清霞の方もかなり不器用&照れ症で、特に女性相手だと社交辞令の愛想
笑いさえも苦手そうってのがなんとなく想像できますけど、芙由さんの
場合はもはや不器用とか照れ症レベルどころじゃないって感じ⁈ 
(彼女のこの性格の難解さについては、こちらで語っているので、
 是非とも参考にしてやってください)
 
帰り支度を済ませ、スーツケースを抱えて部屋から出てきた清霞にも
声をかける芙由。
この場面は原作にはないけれど、ここのやりとりが加わったことで、
多少なりと親子の関係性の変化も示唆されていて良かったと思います。(^^)

帰り際、思いがけない芙由からの言葉に驚きを隠せない清霞。


 ラストは、一味のアジトとおぼしき寺へ突入した五道が罠にかかる
くだりと、帝都の駅に帰り着いた清霞と美世、新の3人の前に、ついに
甘水が登場でエンドでした。
 
とにかく、今回の一番の収穫は、原作と比べていい感じに盛られ気味
二人のファーストキス‥これにつきますね❤❤ いや~よくやってくだ
さいました♪ ファンとしては大満足でございます。d(⌒ー⌒) グッ!! 
原作では羽根のように軽いエアーキッスっぽかったのに・・ さやけき月の
光の演出と素敵な音楽による絶妙の間・・ですよね。(*^m^*) ふふっ

月の光に照らされて、そっと交わされる二人のファーストキス。

昨年12月に開催された3話まとめての先行上映会に参加された方達は、
この情景を大勢のわた婚ファンや制作関係者と共に大画面でご覧になっ
のですね。
きっと上映会でも一番盛り上がったんだろうな~と思わず想像しちゃい
ましたよ♪ 当初3話まとめてだなんて随分太っ腹だなと思いましたが、
やっぱこのシーンあってこその3話だったのねと納得です。d(^_^)
 
ここまで3話見てきて、はしょっても問題ないところは上手くはしょってあるけど、これぞ「わた婚」的な“大事な場面”はちゃんと描かれてある感じで、かなり安堵しております。(^。^;)ホッ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(_ _"m)ペコリ


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amane
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