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長崎市はウォーカブルシティ?:地形制約が生んだ新しいライフスタイル

ここ数年、長崎に通うようになって何となく不思議だった現象の自分なりの解答がみつかった

長崎市は日本の他の都市(地方)と同様に人口が減っていて若者流出、高齢化率も大変高い

さらに箱物行政が続き市の抱える借金はどんどん膨らみ、光熱費も九州の他都市に比べても割高で、ぶっちゃけ住むのは割と過酷な状況だ

観光都市で潤ってるような印象があるかもだが実際には観光規模で言うと福岡の1/10程度で福岡、大分、熊本、鹿児島の次くらいでこれもイマイチ

さぞや街中は某地方都市の様にシャッター商店街が続き活気がないもんだとばっかり思っていた

が、実は長崎の街中は結構人が歩いてる
平日の昼間でもそれなりの人数が歩いてる
様子が知りたい人はYouTubeで『観光通り、商店街』(←長崎市内を代表するアーケード)とでも検索してみてください

で、これは観光通りだけでなく長崎の市街地(長崎電鉄の路面電車が走っている地域とでも思ってください)も、この人口規模の地方都市の割には本当に人が歩いている

いま流行りの言葉でいうと『ウォーカブルな街』そのものだ
何となくモヤっとしていたが、理由は至極単純で地形的制約(山に囲まれていて坂が多く平地が狭い)のせいで住民の自家用車の所有率が極端に低く、人口密度も極端に高いことに起因してるんじゃないかと思う

とにかく市民が歩かざるを得ない状況に追い込まれてるお陰で、地域のお店で買い物をせざるを得ない状況が発生している。

図らずも今ヨーロッパの先端都市で実践されている脱車社会が長崎市では既に実現されているのだ

ぜひ、長崎の皆さんはその点を欠点ではなく利点とした、まちのあり方を考えた方が良いんじゃないでしょうか??
(実際には2週遅れくらいで駅前再開発と渋滞解消の為の道路整備、インフラ投資を進めると言った都市計画が行われようとしている様ですが…)



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