週刊おぽぽ。(22)
朝五時で、もう明るい。
夏至が近い。
5月27日(月)
どんなに悶々としていても、一日は終わっていく。おれの好きな人はきっと太陽に住んでいるのだと思う。だから日が沈むとこんなにツラくてサミシーのだ。
5月28日(火)
お仕事で広島へ。今月のはじめに福岡に行ったけど、ひと月に2度も(4回も)飛行機に乗るなんて、初めてだわ。うあああ、飛行機の中で思い出した。先週の土日のどっちかに友達の展示に行こうとしてたのに、すっかり忘れてしまっていたこと。そして、忘れて行けなかったことが、今回で2回目なのである。これは、もう、その、まあ、いいか。
5月29日(水)
とある時間に原爆ドームに行く。初めての訪問。一人で行って良かったと思った。誰かと一緒だと、また違う見え方をしたんだと思う。瓦礫っぽいのが残っているのが印象的でした。それが、ほぼ真上から垂直に炸裂したため、ヨコからの爆風がなくて、今のカタチが残った、ということが書いてありました。帰りの飛行機に乗って空を見てるとき、B29に乗っていた人も、こんな感じで空を飛んでいたのかなと思いました。平和記念公園の方にも行って、「ここがオバマの来たところか、、」と、感慨深い感じになりました。オバマ、良く来れたな。どういう気持ちだったんだろう。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_002105.html
5月30日(木)
太陽の煮付け。甘いタレもすぐに蒸発して、口に運んだら泣いちゃう。
5月31日(金)
すごい寝た。宇多田ヒカルに髪の毛を切ってもらう夢を見た。だれかが好きになってくれる不思議と優越感。心が掴まれたような、無責任で無邪気な気持ち。仕事の前に、子の授業参観(今は学校公開っていう名前になってる)に行く。みんな元気な感じでした。思うことはあっても話すことはないんだよなぁ。『イコール』のサイトをカタチにしていく。
6月1日(土)
午前中、子の工作教室。アトリエの屋根に登る。柵のない、落ちたら怪我する感じのところに立つのは良い。子が制作している間に、深呼吸書店のPOPを作る。そのご、にじ画廊にKAYO AOYAMAさんの展示を見に行く。知り合いでもなく作品を知っていたわけでもなく、通っている整体にDMが置いてあったので、それを見て、行くことにした。テキスタイルのパターンがどうやって成り立っているのかわかって良かった。布へのプリントは、染料のインクジェットでやっているらしい。そんなのあるんだね〜。作品も、色合いが素敵でヨカタ。そのご、マリオカートをし、図書館に行って、仙川の籠屋に行って、おわる。
6月2日(日)
市谷の杜 本と活字館に行く。先日、編集長に、昔の印刷物には魅力を感じる、活版とか写植とかに興味がある、と話したところ、雪朱里(ゆきあかり)さんの名前を教えてもらった。以前にも、話を聞いたことがある。ほいで、その方のTwitterを見て、本と活字館のことを知ったのでした。とっても楽しかった。全部が手作業で、手作りで。今の印刷とは全く異なる感じで、たまらなかった。「活字の種を作った人々」という展示をやっていて、印刷の元(?)となる文字を彫る人たちの紹介をしていた。調べたり整理したりするの、楽しかっただろうな、というのが伝わってきた。職人さんたちにも、企画した方々にも、感服いたしました。魅力の謎の1割くらいは解けたと思います。文字の印刷についてはイメージできたけど、写真はどうやってやってんだろうと思いました。ナマの組版が見られて良かった。組版のタコ糸が印象的だった。あとカッフェが併設されてるんだけど、コーヒーのお値段に驚いた。ちゃんとおいぴかったのに160円とかだった。そして入場無料です。何度も足を運びたいと思いました。その後、昨日訪れたにじ画廊にもっかいいく。そのご、帰宅して歌う。
すごい、なんか写真がいっぱいあるとなんかやってる風に見えるね?
「意識ってなに?」という子の問いに
「頭の中のうんこ」って咄嗟に答えました。
反応はありませんでした。
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