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教養がなくても生きていけるが、教養があれば金が借りられるかも〜日本政策金融公庫の実査から勇気をもらう〜

会社はどういう状況になれば倒産、破産するかご存知ですか?
「赤字が続けば倒産になるだろ!」とお思いのあなた、それは間違いではないと思いますが、ちょっと間違っています。というかだいぶ間違っていると思います笑

それじゃ、黒字倒産っていう言葉を聞いたことありませんか?私が株取引を旺盛にやっていた頃、大きな試練を与えてくれたのが、黒字倒産でした。株主配当が出た数カ月後に倒産ですからね。。
その会社は、広島に本社のあった「アーバンコーポレイション」という会社です。不動産投資会社でした。まぁ、倒産することはわかっていて、最後に株主配当(自分に)を出して、たんまり儲けて、倒産させたんだと勝手に思っていますが、こういうこともありえます。

特に不動産を扱う会社は、損益計算上は黒字でも、きをつけなければなりません。

前置きが長くなりましたが、会社はどういう状況になれば倒産、破産するのか?それは、会社から現金がなくなった時です。
たとえ赤字でも、借金が返済できて、現金が残っていれば倒産することはありません。なので、私はいつも現金預金や、流動性の高い資産が会社にどれくらいあるのかを常に確認しています。

先日も、会社の資金繰りを良くしようとメインバンクと相談し、日本政策金融公庫の資本性劣後ローンの申込みをさせていただきました。
資本性劣後ローンとは、ローンではありますが、資本性と名がつく通り会計上は資本金として扱われるとてもとてもありがたい資金なんです。
返済満期まで返済する必要がなく、10年後や20年後に返済期日を設定していれば、20年間資本金として貸してくれるという神資金!

ということで、初めて日本政策金融公庫に融資を申し込んだので、当然の如く厳しく実査されます。実査とは、実際に会社にきてくださって会社の経営状況を査察することを言います。今日のnoteは初めて体験する日本政策金融公庫の実査から感じた事を書いていきます。
これから、実際に資金を用立てする方、ビジネスを開始したいかた、金融の裏側を知りたい方などはもちろんのこと、生き方の参考にもなると思いますので最後までお付き合いください。


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